最近怒りっぽいなと感じたら。気を巡らせて心も体もリフレッシュ!

最近怒りっぽいなと感じたら。気を巡らせて心も体もリフレッシュ!

ファーナーズへ(fuachaファンのみなさん)こんにちは。
fuacha広報の美々(メイメイ)です。

「なんだかイライラする」
「心が落ち着かない」
「いつも怒っている感じがする」

と感じることはありませんか?

いつもは気にならない些細なことに腹が立ったり、自分の感情をコントロールするのが難しいと感じることが増えたら、それは体や心からのサインかもしれません。  

中医学では、こうした「怒りっぽさ」や「情緒の乱れ」は「気(き)」の滞りが原因だと考えます。
気とは、生命エネルギーのようなものですね。

気がスムーズにめぐっていると、心も体も軽やかで穏やかに過ごせます。
逆に、ストレスや不規則な生活が続くと、気が滞り、イライラや怒りっぽさとして現れてしまいます。

イライラせずに、穏やかに日々を過ごしたいものです。

今回は、気の滞りを解消して、心と体をリフレッシュさせる中医学の知恵をご紹介しますね。

気の滞りの原因を知る

ストレスと「肝気鬱結(かんきうっけつ)」

中医学では、肝(かん)が気の流れを司っていると考えられています。
特にストレスが多い日々を送っていると、肝の働きが滞り、気の流れも悪化します。

これが「肝気鬱結」という状態です。

このストレス社会では、私たちは常に肝気鬱結と隣り合わせであるとも言えますよね。

ストレスが心と体に影響を及ぼす

肝気鬱結が起こると、怒りっぽさだけでなく、胸の張りや目の疲れ、頭痛といった身体症状も現れることがあります。

場合によっては、生理不順やPMSにつながることもあります。

気の滞りは、心身ともにダメージを受けてしまうんですね。

「我慢」が気の流れを妨げる

自分の気持ちを抑え込み、我慢することが続くと、肝がさらに負担を受け、ますます気が詰まってします。

私たちが住む日本は、「我慢の文化」があるように個人的に感じています。
無意識に自分の気持ちを閉じ込めて周りに合わせたり、辛い時にもなんとか耐え忍ぼうとするきらいがあるように思います。

ファーナーズはどうでしょうか?

自分の気持ちに素直になることは、心の健康、そして体の健康にも欠かせませんね。

食生活の乱れと「気滞(きたい)」

私たち女性は、とても忙しい日々を送っていますよね。

忙しい毎日の中で、食生活が乱れていませんか?

中医学では、食べ物も気を生み出す大切な源とされています。
食生活が乱れると、気も乱れ、滞ります。

冷えたもの

冷たい飲み物や食べ物は、気の流れを停滞させます。
暖かい部屋にいるからといって、氷入りのアイスコーヒーをガブガブ飲んだり、体を冷やす食材を取りすぎるのは危険です。

イライラしている時は、冷たいものを欲する傾向もあります。

特に体が冷えやすい女性は、温かい食べ物を意識するだけでも気のめぐりが改善されますよ。

白湯やカフェインの入っていないfuachaのお茶などで、体の中から温まりましょう。

消化に負担をかける食事

過食や油っこいものの摂りすぎも、気の滞りを引き起こします。

どうしても付き合いで外食があったり、忙しくてインスタント食品に手が伸びてしまったりすることもあるかもしれません。

腹八分目を心がけ、消化に優しいものを選ぶだけでも、負担を減らすことができますよ。
インスタントの場合は、消化を助けるようなスープなどを追加できたらいいですね。

また、脂っこいものをどうしても食べたい時や食べてしまった場合は、菊花茶が胃腸をすっきりさせてくれるので、おすすめですよ。

辛いものや刺激物

辛いものやカフェインなどの刺激物は、少しであれば気滞を解消してくれるかもしれませんが、過剰に摂取してしまうと逆に気を乱します。

また、辛いものやカフェイン自体が、イライラや怒りっぽさを助長してしまうことがあります。

紅茶やコーヒーの飲み過ぎ、辛いものの食べ過ぎは、控えましょうね。

気をめぐらせるための「食養生」

中医学では「医食同源」といわれるように、食べ物が健康の基本です。
気の巡りを良くする食材を積極的に取り入れてみましょう。

酸味を取り入れる

酢や柑橘類などの酸味のある食材は、肝の働きを助け、気の流れをスムーズにしてくれます。

レモンを絞った白湯や、梅干しを入れたお茶などが手軽でいいですね。

寒くて元気が出ない朝は、私はレモン白湯をよく飲んでいます。
気がめぐるからか、朝から家事がはかどりますよ。

ただし、酸味は取り入れすぎると、胃に負担がかかりますので、注意が必要です。
レモン白湯の場合は、1日2杯くらいまでにしましょうね。

香り豊かなハーブやスパイス 

ミントやシナモン、生姜などの香りの良い食材は、気をめぐらせる力を持っています。
ハーブティーやスパイスを使った料理を日々の生活に取り入れてみてください。

お気に入りをみつけておくと、飲みたい!食べたい!という時にすぐ用意できていいですよ。

また、手軽な乾燥ハーブやスパイスを常備しておくのも、時短で便利です。

めぐり三宝の果茶

女性の心身をめぐらせてくれるといえば、果茶です。

太古から、女性の体をめぐらせてきた、なつめ、クコの実、ろんがんをふんだんに使った 果茶は、優しく私たちを包んでくれるようなお茶です。

飲んだ瞬間から、すでに気がめぐるような気がするから不思議です。

怒ってしまったり、イライラしてしまったりすることに、後ろめたさや自己嫌悪を感じてしまう方もいるかもしれません。

しかし、怒りやイライラはファーナーズのせいではなく、ストレス、生活の乱れからくるものです。
自分自身を責めないでくださいね。

怒りやイライラは、心身からのヘルプの信号として受け止めて、自分自身を大切に過ごしてくださいね。

ファーナーズのおだやかな日々を願って。

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