Storyストーリー
fuachaに込めた想い ~小さな時間、大きなよろこび~
fuachaは、中国瀋陽生まれの寧々とクリエイターの仲間たちが立ち上げたブランドです。
お爺ちゃん子だった幼少期
小さい時、お爺ちゃん子でした。夏休みは1ヶ月丸々お爺ちゃん家で過ごしました。広いお庭になつめの木がありました。小さくて青いなつめの実が夏休みの間、見る見る大きくなって赤くなって、夏休みが終わる頃には真っ赤な完熟なつめになります。大きな木をゆすってなつめを落として食べる、甘くて美味しいけど、それが夏休みの終わりをつげるちょっと寂しい味もしました。
そして、お爺ちゃんは漢方薬剤師でした。夏休みの間はお爺ちゃんの薬局に毎日遊びに行きました。薬斗(引き出し)漢方生薬の苦くてほんのり甘い匂いが大好きで引き出しから生薬を取り出して、秤で計って、混ぜて、包んで、薬剤師のマネをしていました。漢方生薬の苦くてほんのり甘い匂いが大好きで薬は玩具じゃない!とお爺ちゃんに怒られながらも、懲りずに毎日遊んでいました。
お爺ちゃんとお婆ちゃんの口癖は、女の子は体を冷やしちゃいけないよ!でした。毎日のお粥にはなつめが入っていて、スープにはいつもクコの実が浮かんでいました。大人がお茶を飲んでいる時、子供たちにはなつめ茶や花茶、黒糖茶を出してくれました。
大きくなっても、お爺ちゃんがなくなってからも、なつめと漢方は生活の一部でした。
来日して20年。わたしだから日本人に提案できること。
来日して、20数年が経ち、留学、就職、起業を経て、生活習慣も考え方も変わっていきましたが、中国にいる家族への想い、なつめや漢方を日常的に取り入れる習慣は変わりませんでした。特に出産と育児を経て、体と気持ちの変化を感じ始めてから、なつめと漢方を取り入れて、体を労わる食事を作るようになりました。周りには、同じように育児、家事、仕事、付き合い・・・社会と家庭の様々な役割に追われて、日々忙しくしている女性が多い。みんなもきっと、体と気持ちのゆらぎを日々感じていると思います。
そんな頑張っている女性には、体を温めて、気持ちを明るくして、よろこび溢れる毎日を過ごしてほしい!そんな想いから、花茶・果茶ブランドを立ち上げました。
難しい効能・効果、ブレンド方法を考えなくてもいい手軽さがfuachaの花茶と果茶の特長です。ぜひ毎日取り入れて、気持ちがパッと晴れて、心に余裕が生まれたら嬉しいです。
fuachaの名前の由来
fuachaの名前の由来は中国の花茶。名付け親は、お嬢(娘)です。
ブランド名で悩んでいるときに、お嬢から「中国語で花茶はなんで読むの?」と聞かれ、私は「huacha」と答えました。「ふわふわした発音、素敵だから、これを名前にしたらいいよ」とアドバイスを。さらに、「hu」をわたしの名前の「fu」に変えてくれたら嬉しいなというリクエストをもらい、素敵かもと思いブランド名をfuacha(ファーチャ)と呼ぶことに決めました。
軽いように感じるかもしれませんが、
・中国への想い
・ブランドのイメージ
・母と娘=2代の女性の関わり
様々な想いが込められています。