呼吸器と消化器の弱りが花粉症を悪化させる!?内側から体質改善する方法とは?

ファーナーズへ(fuachaファンのみなさん)こんにちは。fuacha広報の紗々です。
春先になると、くしゃみや鼻水、目のかゆみに悩まされる花粉症。
とくにスギやヒノキの花粉が飛ぶ季節は、毎年つらい思いをしている方も多いのではないでしょうか?
「薬を飲むと眠くなるし、できれば自然な方法で対策したい…」そんなファーナーズのみなさんにおすすめなのが中医学(中国の伝統医学)の花粉症ケア。
中医学では、花粉症は体質の乱れが原因と考えられ、体質を整えることで症状を和らげることができるとされています。
今日は、花粉症のタイプ別に、おすすめの食材や生活習慣をご紹介します!
花粉症は「風邪(ふうじゃ)」が原因?
中医学では、花粉症の原因を「風邪(ふうじゃ)」と呼ばれる邪気だと考えます。
これは風とともに運ばれ、体内に入り込むことで症状を引き起こします。
体の抵抗力が弱い人は、風邪(ふうじゃ)が侵入しやすく、花粉症の症状が出やすくなるんだそう。
とくに呼吸器系が弱い「肺気虚(はいききょ)」や、 消化器系が弱い「脾気虚(ひききょ)」の人は、 鼻や皮膚のバリア機能が低下したり、水分代謝が悪くなるため、花粉の影響を受けやすくなります。
ここからは花粉症のタイプを見ていきましょう。タイプ別におすすめの対策法もご紹介します!
【タイプ1】「寒(かん)」タイプの花粉症
- 透明でサラサラした鼻水
- 体が冷えやすい
- 顔色が白っぽい
- くしゃみが止まらない
「寒」タイプは、寒さによる花粉症のタイプです。このタイプの花粉症は、体を温めることが重要です!
おすすめの対策としては、体を冷やさないよう温かい飲み物を摂取したり、お風呂でゆっくり温まることを心がけましょう。
積極的に摂りたい食材
しょうが、ねぎ、しそ、シナモン、三つ葉、春菊、パクチーなど。
ちなみに、私はこのタイプなので、体を冷やさないように靴下を履いたり、肌着で温度調整をこまめにしています。
そして私は、実はパクチーが大好物なので、週に1回は食べることが習慣になっています(笑)。
【タイプ2】「熱(ねつ)」タイプの花粉症
- 鼻水が黄色っぽく粘り気がある
- 目が充血しやすい
- 口が渇く
- 顔がほてりやすい
「熱」タイプは、熱がこもったタイプの花粉症。体の熱を冷ますことがポイントになってきます。
おすすめの対策としては、油っぽい食事や辛いものは控えたり、涼性の食材を積極的に摂るようにしましょう。
積極的に摂りたい食材
ミント、ごぼう、セロリ、きゅうり、クレソン、どくだみ茶、菜の花など。
【タイプ3】「湿(しつ)」タイプの花粉症
- 鼻水がたくさん出る
- まぶたが腫れぼったい
- 食欲がわかない
- 舌に白っぽい苔がついている
「湿」タイプは、体に余分な水分が溜まることで起こる花粉症。このタイプの花粉症は、水分の巡りをよくすることが大切です。
【タイプ4】「虚(きょ)」タイプの花粉症
- 疲れやすい
- だるさを感じる
- 風邪をひきやすい
- 汗をかきやすい
「虚」タイプは、 体力不足が原因の花粉症と言えます。このタイプは、エネルギーを補うことが最も大切になってきます。
おすすめの対策としては、深呼吸や軽い運動で体を強くすること、そしてしっかりと睡眠をとることが大切です。
積極的に摂りたい食材
豆腐、湯葉、インゲン豆、山芋、白キクラゲ、クコの実など。
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自分のタイプを知って症状を軽減しよう!
花粉症の症状は、体質によって違います。
中医学の視点で自分のタイプを知り、食事や生活習慣を見直すことで、つらい症状を軽減できるかもしれません。
すぐに効果が出るものではありませんが、続けることで体が変わり、症状が軽くなる可能性があります。
「今年こそ花粉症を軽くしたい!」という方は、できることから試してみてくださいね。
ファーナーズのみなさんが健康に過ごせますように。
それでは、次の更新も楽しみにしていてくださいね。
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