今日から立秋。秋を快適に過ごす養生ポイントは「潤い」を補うこと!
ファーナーズへ(fuachaファンのみなさん)こんにちは。fuacha広報の晴々(セイセイ)です。
まだまだ暑い日が続きますが、ファーナーズのみなさんはいかがお過ごしてしょうか。
今日、8月7日から暦の上では秋。二十四節気でいう立秋(りっしゅう)です。
立秋とは、秋の風が吹き始め秋の始まりを告げる記念日のこと。
鰻を食べることで知られている夏の土用(どよう)の丑の日は、今年は7月24日と8月5日でしたね。
ファーナーズの皆さんは鰻を召し上がりましたか?スーパーでは土用の丑の日を銘打って販売されていたので手に取られた方も多いですよね。
この「土用」とは季節の変わり目を詳細に意味する雑節(ざっせつ)の1つを表します。他には節分・お彼岸などがあります。
土用は立秋の直前の約18日間を指し、日本ではこの期間に滋養強壮に重宝される鰻を食べることで、夏バテ予防と元気に暑い夏を乗り切る文化があります。
実は、鰻は海外でも沢山の国で食べられています。日本ではメジャーな鰻の蒲焼きではなく、燻製で食べられているとか。
近年は多くの海外の方々が日本に旅行へ滞在されていますが、鰻を蒲焼きにした「鰻丼」の美味しさに感動されているそうですよ。
さて、秋の訪れを告げる立秋となりました。秋は体が乾燥する季節。
今回は乾燥対策と、エイジングケアについて中医学の観点から見ていきましょう♪
秋は潤いが奪われる「燥」の季節
秋は暑さが和らいで朝晩の冷え込みが強くなり、空気が乾燥しやすくなってきます。
また、体が乾燥しやすく潤いが奪われる「燥」の季節でもあり、燥邪(そうじゃ)の影響を受けやすくなります。
夏は、体の皮膚呼吸による水分や老廃物の代謝が活発でしたが、秋になると代謝が落ちます。そして乾燥した空気が呼吸器粘膜を刺激することで、咳や喉の痛み、痰などの症状が出やすくなってしまいます。
夏を乗り越えた私たちの体は、秋の季節に合わせて体も変化していきます。
たっぷりと体へ潤いを与えてあげましょうね。
秋におすすめの乾燥対策
丁寧な洗顔と保湿ケアを
保湿はしっかりしているのに肌荒れ乾燥が酷い人は、洗顔を見直してみましょう。
洗顔料は洗浄力の強すぎない商品を選びます。洗顔は泡で肌をマッサージするよう優しく丁寧に、決してこすらないでくださいね。肌に泡が残らないよう洗顔料はしっかりと落としましょう。
暑いからといって、保湿ケアを化粧水のみで済ますのではなく、化粧水の後にクリームや乳液で、しっかり水分に蓋をしてあげましょう。
トレンドのものに流されることなく、自分の肌に合った基礎化粧品をたっぷりと使うのが保湿ケアのポイントです。
晴々は乾燥敏感肌なので、無添加の刺激のない基礎化粧品を使っています。若い頃はパッケージの可愛さや有名なものを試してみたりもしましたが、人それぞれ肌のタイプは違うので自分の肌に負担にならないものをお勧めします。
乾燥敏感肌タイプの人は、ヘパリン類似物質配合またはセラミド配合の基礎化粧品を選んでみてくださいね。
秋には潤いを補ってくれる食材を
これから来る冬の乾燥に備えて、今から潤いを満たしてくれる食材を積極的にとりましょう。
潤いを体に予め蓄えておくと、快適に冬を過ごせますよ。
具体的に言うと、大豆製品、緑豆、梅干し、きゅうり、トマト、冬瓜、蓮根。
フルーツは、柿、梨、ぶどう、みかん、りんご、レモンです。
秋が旬のフルーツが多いので、常温でたっぷり食べてくださいね。体を冷やすので冷たくしないのがポイントです。
体の潤いには酸甘化陰(さんかんかいん)
中医学には、「酸味と甘味の組み合わせは、潤い不足に効果的な陰を生む」という、酸甘化陰という言葉があります。
陰は、体に潤いと栄養を与え、体の興奮に対して正常に鎮静させる働きがあります。
足りない陰を補うには、甘いものと酸っぱいものを一緒に食べると効果があるとされています。
ここでいう甘いものというのは、アイスクリームやチョコレートなどのお菓子ではなく、自然界で実る甘みのことを指します。
白米、ハチミツ、フルーツ、なつめなどですね。中医学の甘味は、昔の人が食べていた食べ物のほんのりとした自然な甘さと考えると良いでしょう。
前述した潤いを補ってくれる食材の梅干しと、白ごはんも酸味と甘味の組み合わせですね。
日の丸弁当と昔から言いますが、昔の人の知恵で自然と陰を補っていたのですね。
潤いを満たしてアンチエイジング
日々の生活で潤いを満たしてあげると、結果的にアンチエイジングに繋がりますよ。
方法はいたってシンプルに。
スキンケアを怠らず、先人がしていたナチュラルな暮らしを心掛けることがアンチエイジングに繋がります。
女性は特に鉄が不足しがちですが、自然の旬のものをバランス良くいただくことで、改善するのがベターです。
サプリメントはあくまでも補助として補ってあげましょうね。
fuachaの果茶でアンチエイジングアレンジしましょ
fuachaの果茶に、潤いを補う酸味のレモンを絞って入れてみましょう。
果茶のなつめの甘味とレモンの酸味で、一層すっきりした飲みやすい味になります。
陰を補い、アンチエイジングの相乗効果が期待できますよ。
暦は秋に入りますが、まだまだ暑い日本の8月。
今の時期に潤いをチャージして、これからの乾燥に備えましょう♪
ファーナーズの幸せと健康を心から願っています。
【参考文献】
・小学館 おいしいアンチエイジング 小菅陽子 対馬ルリ子
・主婦の友社 お疲れ女子お助けレシピ 松村圭子 清水紀子
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