夏バテを放置するとどうなる?回復を早める食事と生活習慣

夏バテを放置するとどうなる?回復を早める食事と生活習慣

ファーナーズへ(fuachaファンのみなさん)こんにちは。fuacha広報の晴々(せいせい)です。

もうすぐ9月になりますが、暑さはまだまだ続く予報。

気づかないうちに、暑さでからだはよりエネルギーを消耗しています。

だるさや食欲不振を「夏バテかな」と放置していると、秋まで疲れを引きずってしまうかもしれません。

もうすぐ新しい学期の始まりですが、9月からも新たな気持ちで、元気よく過ごしたいですよね。

今回は、夏バテの原因と回復を早める食事や飲み物、生活習慣の工夫をご紹介します♪

夏バテとは?放置するとどうなる?


中医学では、夏は陽気(自然界のエネルギー)が高まる季節とされています。

私たちは夏に体温を保つためにたくさんのエネルギーを使っています。

また、中医学では「汗は血から作られる」と考えられています。

血が不足している…と想像すると、からだは思った以上に疲れているとわかりますよね。

そして怖いことに、夏バテを放置すると次のような不調が秋になっても長引くことも…。

  • だるさや疲労感
  • 常にイライラする
  • 胃腸の不調で食欲不振
  • 眠りが浅くなる
  • 集中力が落ち、気分が不安定

もしかしたら当てはまるファーナーズもいるかもしれません。

今から整えて、健やかに過ごしましょう。

▶︎関連記事:妊娠・出産・授乳には多くの「血(けつ)」が必要です!

夏バテ回復を早める食事


夏バテは「エネルギー不足」からくる不調ともいえます。

回復を早めるには、消耗した気・血・水分をしっかり補う食事が大切です。

  • たんぱく質(鶏肉、豆腐、卵、魚)…体力の土台となるエネルギー源。夏は、冷たいソーメンなどの麺類が多くなってしまいますが、炭水化物ばかりだとエネルギー不足にも。
  • ビタミンB群(豚肉、納豆、枝豆)…エネルギー代謝をサポートし、だるさ解消に役立ちます。豚肉は疲労回復に特におすすめです。
  • クエン酸(梅干し、レモン、酢)…疲労物質を分解し、回復を助けます。

改めてお伝えしますが、中医学では「汗は血から作られる」といわれています。

まだまだ汗をかきやすい時期には、血を補う食材(レバー、プルーン、牡蠣、なつめ、黒豆、ほうれん草など)も積極的に取り入れたいですね。

▶︎関連記事:妊活・妊娠・産後の女性に寄り添う、なつめの優しいカラダケア

夏バテを防ぐ生活習慣


生活習慣も少し整えてあげるだけで、回復のスピードはぐんと高まります。

  • 冷房の温度は26-28度に
  • シャワーだけにせず、ぬるめのお湯につかる
  • 夜はできるだけスマホを見るのはやめて、リラックスモードに
  • 短い昼寝でエネルギーをチャージ

特におすすめなのが「パワーナップ」と呼ばれる短い仮眠。

日中に10〜30分ほどの仮眠をとることで、頭も体もリフレッシュできて、パワーがチャージされるんです。

NASAの研究では、パワーナップで認知能力が約34%、注意力は約54%もアップしたという報告も。

長く眠りすぎないのがコツで、20分程度を目安にすると、目覚めもすっきりして午後の時間を気持ちよく過ごせますよ。

▶︎関連記事:疲れた時のめまいはなぜ起こる?

夏バテに効く飲み物


暑い暑い日にキンキンに冷えた飲み物って美味しいですよね。

でも、夏バテをさけるためには、冷たすぎる飲み物はほどほどにして、胃腸の働きを意識してあげましょう。

・常温の水や麦茶:水分でやさしく補給

・経口補水液:強いだるさやめまい時に◎

・fuachaの果茶:補血作用のあるなつめ、クコの実、ろんがんを使った薬膳茶。血を補い、疲れをやわらげます。

fuachaの果茶は、ほんのり甘みがあって飲みやすく、冷房で冷えた体をやさしく整えてくれます。

冷やしても温めても楽しめるので、夏の不調ケアにぴったりですよ。

パワーナップの後にも、夜のリラックスタイムにも、どんなシチュエーションにもfuachaの果茶はお飲みいただけます。

まだまだ暑さが続きますが、適度に汗をかいて、よく食べ、よく眠り、上手にエネルギーをチャージしていきましょう。

ファーナーズの毎日の健康を祈って。


◻︎参考文献

小野百合内科クリニック「【医師が解説】短時間の昼寝、パワーナップ(Power Nap)のやり方について」