食欲が止まらない、寝過ぎ、やる気が出ない…それ、「冬季うつ」かも!?

食欲が止まらない、寝過ぎ、やる気が出ない…それ、「冬季うつ」かも!?

ファーナーズへ(fuachaファンのみなさん)こんにちは。fuacha広報の晴々(セイセイ)です。

そろそろ秋本番!

実りの秋、スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋、睡眠の秋…など「秋」はさまざまなものに例えられますが、ファーナーズが思う秋は何でしょうか。

晴々は、スポーツの秋です!

外で運動しやすい天候になってきたので、積極的に外に出て、秋の気持ちの良い空気を感じたいなと思っています。

気持ちの良い季節ではありますが、秋が深まり冬へと移行する時期は、なんとなく憂うつになったり、気分が落ち込んだり…そういった不調を感じる人も少なくありません。

こうした症状は単なる気のせいではなく、「冬季うつ」と呼ばれる精神トラブルの可能性もあるかもしれません。

今回は、冬季うつにならない健康な心と体作りのポイントをご紹介しますね。

これって冬季うつ?

秋が深まり冬に移行する時期に、なかなか起きれなかったり、やる気も元気も1日中出ない症状になったことはありませんか。

冬に差し掛かる時期は、日照時間が短くなり、気温もぐっと下がるので、朝起きるのが億劫になりがちですよね。

なにより温かいお布団が気持ち良くて、ずっと寝ていたい気持ちになります。

こんな幸せな気持ちならば良いのですが、ずっと気分が塞ぎ込んでしまい、ベッドから起き上がれない、となると注意が必要です。

「冬季うつ」の正式病名は季節性感情障害。別名ではウインター・ブルーなどとも呼ばれています。

秋から冬にかけてうつ症状が現れ、春になると回復することが特徴です。

具体的に、冬季うつはどんな症状かと言うと、主に過食、日中の強い眠気と過眠。過食は、特に炭水化物やチョコレートなど甘いお菓子を午後から夜に無性に欲します。

この症状は、20〜30代の女性に多く見られます。

晴々にも、思い当たる節があります。冬になると、無性に甘いチョコレートやクッキーを何個も食べたくなるんですよね。多い時には2箱ペロリ…なんて事もありました。

冬で寒いから体がエネルギーを欲してるからと思っていましたが、もしかしたら、冬季うつの症状だったのかもしれません。

本来、秋冬は自然に活動が弱まる季節。

しかし、普段の生活ができないまでに不調が続くのは心身共に辛いですよね。

不調が続く場合は放置せず、きちんとケアして心の元気を取り戻しましょう。

それでは、具体的に、冬季うつにならないためのポイントを見ていきましょう♪

冬季うつにならないための養生生活

日光をしっかり浴びる

冬季うつにならないためには、日光を浴びることがとても効果的です。

特に、朝の光を浴びると、メラトニン(睡眠ホルモン)の材料になるセロトニンを体内で作ってくれます。

睡眠ホルモンのメラトニンが不足すると、睡眠障害が起こり、体内時計がおかしくなってしまいます。

近年、美白になりたい女性はとても多い印象ですが、あまりにも日光を邪険にしてしまうのも考えものですね。

太陽を浴びることで、メリットはたくさんあります。

実は、太陽の光を浴びることで美肌作りにも効果的なんです。

メラトニンの他に、ビタミンDも体内で生成してくれます。

ビタミンDは、肌の免疫機能を高め、殺菌作用があります。ビタミンDが足りなくなると、筋肉痛、筋力低下、骨の痛みを起こす原因になることも。

睡眠ホルモンであるメラトニンにも美肌作りの抗酸化作用があるので、睡眠中に肌のダメージを回復してくれます。

朝一番にカーテンを開けて、たっぷり日光を浴びましょう。おすすめは、午前中の20-30分の外での散歩です。

秋冬には、意識して太陽を浴びることが大事ですね。

気血を補う食材を取り入れて、冬季うつ知らずに

冬季うつの症状は、中医学での気虚や血虚が関係しています。

気虚…気が不足している状態。体のすべてのエネルギーが足りていない状態。

疲れや倦怠感があり、冷えがある。動くと息切れしやすい。声も力がない。

胃腸も弱く、食欲不振や胃もたれ、軟便・下痢をしやすい。体力も無く免疫機能も低下し、風邪を引きやすい。パワー不足で元気がない状態です。

 

血虚…血が不足している状態。

体内の血量が不足していたり、血量は十分でも質があまりよくない状態。

寒がりで、手足が冷える、しびれる。めまいや立ちくらみがする。顔色が悪い。

肌が乾燥して、肌荒れをしやすい。髪に潤いが無く、抜けやすい。不眠で常に不安がある。年のわりにしわが多い。血が不足していて、生命力が弱っている状態です。

気血を補うおすすめ食材

気血を補うには、エネルギー源になる食べ物がおすすめです。

【気を補う秋の食材】

エネルギー源になる糖質を豊富に含む食べ物の米・イモ類・カボチャなど。

【血を補う鉄分の多い食材】

気虚の人は貧血なので、鉄分の多い動物性タンパク質や貧血を改善するビタミンを多く含む野菜をとるのがおすすめです。

レバー、牛肉、鶏肉、マグロ、サケ、イカ、ウナギ、エビ、にんじん、ほうれん草、黒豆など。

忙しい時は、ツナ缶で補給しても良いでしょう。

鉄瓶で沸かした白湯習慣

鉄瓶で沸かしたお湯を白湯にして、朝と寝る前に飲む習慣をつけてみましょう。

鉄瓶で沸かすと、鉄分も補給できます。白湯は、体の巡りが良くなるのでおすすめですよ。

 

これから寒くなる季節になりますが、私たちが実践できるシンプルな習慣で、冬季うつを予防しましょう。

たっぷりお日様を浴びて、ファーナーズが元気に暮らせますように。

次の更新も楽しみにしてくださいね。

 

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