PMSの原因かも?女性の7割が当てはまる「血不足」サインと早めの対策法

PMSの原因かも?女性の7割が当てはまる「血不足」サインと早めの対策法

ファーナーズへ(fuachaファンのみなさん)こんにちは。fuacha広報の晴々(せいせい)です。

ファーナーズの皆さんは、生理が始まる1週間ほど前から、なんとなく体調がすぐれないと感じることはありませんか?

たとえば、疲れやすくなったり、めまいがしたり、イライラしたり、頭が痛くなったり…。

こうした症状がある場合、それは「PMS(月経前症候群)」かもしれません。

PMSの症状が出ることで、「そろそろ生理が来るのかな?」と気づくこともありますよね。

生理の期間も含めると、1か月のうち半分くらいは体調が万全ではない… という方もいるかもしれません。

それはとてもつらいことですが、それだけ女性の体は毎月頑張っているのだと思います。

少しでもつらい症状を和らいていきたいですよね。

今回は、PMSの原因のひとつとされる「血不足」の対処法を見ていきましょう。

PMSの原因かも…慢性的な血不足に要注意


PMS(月経前症候群)の症状がひどい場合、血不足が関係しているかもしれません。

生理のたびに鉄分が失われると、血液が十分に作られず、体に必要な酸素が不足しやすくなります。

そうなると、次の生理までに回復しきれず、血不足が続いてしまうことも。

多くの女性が悩む、中医学における「血不足」とはどのような状態でしょうか。

「血不足(けつぶそく)」とは?

血不足(けつぶそく)は、中医学において、体内の「血(けつ)」が不足した状態をいいます。

西洋医学の「貧血」とは異なり、血の量が少ないだけでなく、血の栄養や巡りが悪いために起こるさまざまな症状を含んでいます。

血不足の主な原因はいくつかあげられます。

月経や出産による血の消耗

特に女性は月経や出産で血を失いやすいです。

正常とされている生理1回分の経血量は20~140mlと言われています。

生理中、血の気が引いてフラフラする…なんてこともありますよね。

また、授乳中も母乳の元は血液ですので、注意が必要です。

病後の回復不良

体力が落ちて血の生成が追いつかないことがあります。

特に、大きな病気や長期にわたる不調の後は、体が弱り、十分な血を作る力が低下してしまうため、貧血のような症状が出ることもあります。

疲労、ストレス

長時間の仕事による疲労やストレスでも血は消耗してしまいます。

特に、疲れがたまると血の不足が進み、体の調子が悪くなりやすくなります。

栄養不足や偏った食事

血を生み出す力が低下してしまいます。

血を作るには、鉄分やビタミン、たんぱく質などの栄養素が必要です。
食生活が乱れると必要な成分が不足し、血の生成が滞ってしまいます。
特に、ダイエットや忙しさによる食事の偏りは、血不足を引き起こしやすいので注意しましょう。

脾胃虚弱

中医学では、血を作るには「脾胃(ひい)」の働きが大切だと考えられています。

脾胃は食べたものを消化・吸収し、血のもとを作りますしかし、脾胃が弱ると血を十分に作れなくなります。

冷たいものの摂りすぎや暴飲暴食、ストレスが脾胃を傷める原因になるため、食事や生活習慣に気をつけることが大切です。

西洋医学における「貧血」とは?


貧血とは、血液中の「赤血球」の数が減少し、酸素を運ぶ役割を持つ「ヘモグロビン」の量が不足した状態を指します。

特に、成人女性の場合、ヘモグロビン濃度が12g/dl未満になると貧血の疑いがあります。

数値が下回ると、鉄剤を処方されたりします。

貧血が起こる理由は?

ヘモグロビンは酸素と結びつき、全身に酸素を届ける重要な役割を担っています。

しかし、ヘモグロビンが減少すると体内の酸素供給が不足し、体が酸欠状態になることで、だるさや疲労感などの不調が現れます。

貧血の主な症状は?


貧血になると、以下のような症状が現れることがあります。

  • 疲れやすい、だるい…酸素不足によりエネルギーが不足するため
  • めまいや立ちくらみ…脳への酸素供給が減少するため
  • 顔色が悪い…血液の赤みが薄くなるため
  • 動悸や息切れ…酸素を取り込もうと心臓や肺が頑張るため
  • 頭痛や集中力の低下…脳の酸素不足による影響
  • 爪がもろくなる、髪が抜けやすくなる…鉄分不足による影響

このように、中医学と西洋医学ではアプローチが少し違いますが、共通するのは「鉄分」を補っていくことが大切ですね。

「血不足」を改善するには食養生「血」を補う

血不足には、まず第一に補血作用のある食べ物を食べることが大切です。

以下の食材を意識的にとってみましょうね。

  • 赤い食材(鉄分が豊富)…クコの実、なつめ、赤身の肉、レバー、黒糖
  • 血を養う食材…ほうれん草、黒ごま、人参、卵、豆類(黒豆・小豆)、ナッツ類
  • 消化を助ける食材…山芋、かぼちゃ、生姜

食養生をした上で、血は夜に作られるため、早寝早起きを心がけて良質な睡眠をとりましょう。

また、寝る前に瞑想をしてリラックスしてくださいね。

fuacha「果茶」で「血」を補う


fuachaの「果茶」は、補血作用のあるなつめ・クコの実・ろんがんをバランスよくブレンドした果実のお茶です。

中国では、この3つの果実は「女の三宝」と呼ばれ、気と血の巡りを整える食材として親しまれています。

  • なつめ…鉄分・葉酸が豊富で、女性の健康をサポート。
  • クコの実…抗酸化作用があり、美容や健康維持に◎。
  • ろんがん(龍眼)…リラックス効果があり、疲労回復を助けます。

中国や韓国では、妊娠した女性になつめを贈る習慣があります。

「血」がたくさん必要になる妊娠・出産・授乳期の栄養補給に重宝されているのですね。

私自身も、生理前はイライラしたり、何でもないことで涙が出たりすることがあります。

温かい「果茶」を飲むと、優しい甘みが不思議と私の不安定な気持ちを落ち着けてくれています。

fuachaの「果茶」は1回分の小袋タイプ。

お湯を注いで5分待つだけです。

手軽に不足しがちな血を補えるので、ぜひ試してみてくださいね。

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fuacha 〜果茶〜

女性のファーナーズ世代にとって、生理は切っても切り離せないもの。

毎月のことだからこそ、できるだけ穏やかに過ごしたいですよね。

「最近、なんとなく気分が沈みがち…」「疲れやすくて集中できない…」そんなときは、血を補うことを意識してみてください。

血が満ちると、自然とエネルギーが湧いてきて、心も体も軽やかになります。

ファーナーズの皆さんのPMSが少しでも穏やかになりますように。

無理せず、自分をいたわる時間を大切にしてくださいね。

次回の更新もお楽しみに。


◇参考文献

・unicharm 「わたしの経血量(生理出血量)は正常? 経血でわかるカラダの変化とは」

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貧血だと冷え性がひどくなる!?冬を暖かく過ごすための鉄分ケア