季節の変わり目に感じる春の「なんとなく不調」を上手にケアしよう

季節の変わり目に感じる春の「なんとなく不調」を上手にケアしよう

ファーナーズへ(fuachaファンのみなさん)こんにちは。fuacha広報の紗々です。

春先は、日中暖かいのに朝晩は冷える日が多く体調も不安定になりやすいので、いつにもまして自分の心身を労ってあげたいところ。

今日はファーナーズのみなさんへ、春の不調をケアする方法をお伝えします!

約2人に1人が、春先に「なんとなく不調」と感じている!?

ある大手飲料メーカーが30代〜60代の男女1,000名に行った「体調管理に関する調査」によると、季節の変わり目に心身の不調を感じている人が、約2人に1人(44.8%)いることが分かったそうです。

気圧や気温の変化にともなう温暖差で、自律神経が乱れやすくなったり、環境の変化で私たちの心と体は知らず知らずのうちにダメージを受けがち。

こんな症状はありませんか?

春の「なんとなく不調」チェックリスト 

以下で当てはまるものをチェックしてみて。

  1. 腹痛や下痢、便秘に悩まされている
  2. しっかり寝たのに、昼間にボーッとすることが多い
  3. 原因不明の偏頭痛が起きやすい
  4. 手足・全身に冷えを感じる
  5. ちょっとした運動や仕事で疲れを感じる
  6. 人と話すことや電話が億劫に感じる
  7. 体は疲れているのに寝つきに時間がかかる
  8. 些細なことでイライラする
  9. 甘いもの・アルコールの摂取量が増えた
  10. やりたいこと・やるべきことがあるのにやる気が出ない

いかがでしたか?診断結果は…

  • 1〜5の項目にチェックが多かった人…春の「カラダ」不調タイプ
  • 6〜10の項目にチェックが多かった人…春の「ココロ」不調タイプ
  • 1〜5、6〜10の項目とも2つ以上チェックが入った人…春の「ハイブリット」不調タイプ

です。タイプ別に解消法を見ていきましょう!

春の「カラダ」不調タイプには「お風呂ストレッチ」

春は日によって1日のうちの気温差が朝と夜で15°Cほどある日もあり、寒暖差疲労を感じやすくなります。

人間には「ホメオスタシス」という恒常性を維持する機能がもともと備わっていますが、寒暖差が大きい日が続くと体温維持をになう自律神経が活発になり過ぎて疲弊してしまいます。

この寒暖差疲労に効果的なのが、お風呂に入りながら行う「お風呂ストレッチ」。

温かい湯船に浸かりながらストレッチを行うことで血流を促す効果がアップして、副交感神経の働きを高めリラックス効果も期待できます。

肩までお湯に浸かって体全身を温めてから、半身浴の姿勢になり手を伸ばしたり首をゆっくり回したりしてストレッチしましょう。お湯は副交感神経が活発になる40°C前後がベスト。

足を曲げ伸ばしすることでも血行が促進されます。足は「第2の心臓」とも呼ばれるほど、心臓のようにポンプの役割を果たし、血液の循環がよくなる部位でもあります。

両足を交互にゆっくり曲げたり伸ばしたりして、両足の先がそろうたびに親指を軽く重ねることを意識して、左右それぞれ5回ずつ行いましょう。

春の「ココロ」不調タイプには「呼吸筋トレ」

春は新しい人間関係や場所に適応するために、自律神経が最も活発に活動する時期。

緊張・興奮する場面も多くなり、交感神経が張り詰めて副交感神経とのバランスが崩れ、メンタルに不調をきたすことが多くなります。

そんなときに取り入れたいのが、深い呼吸を行うことで副交感神経の働きを高める「呼吸筋トレ」。

目を閉じて深呼吸をする「呼吸筋トレ」は瞑想の効果もあり、 自律神経のバランスが整います。

脚を肩幅くらいに開き、目を閉じて真っ直ぐ立ちます。背筋を伸ばしながら鼻から息を吸い込み、手のひらを外側に向けた状態で両腕を開きます。

次に口からゆっくり息を吐きながら、手の甲から肘までが合わさるように体の前で合わせます。これを10回ほどやってみましょう。

両腕を大きく開閉することで、肺の動きに密接な関係がある肩甲骨を緩ませる効果があり、リラックスできますよ。

春の「ハイブリット」不調タイプには「マインドフルネス睡眠」

マインドフルネスとは、心や意識を「今、ここ」に集中させることで、内面の平穏や心の安定を取り戻す瞑想状態のことを言います。

ベッドに横になって、目をつぶってゆっくり呼吸をします。息を深く吸い込み、大きく出します。このとき、全ての意識を呼吸に向けるようにします。

もし途中で、頭の中に何か考え事が思い浮かんだら、もう一度呼吸に集中しましょう。 

寝る前にちょっと瞑想を取り入れ考えすぎの頭をオフにしてあげると、睡眠の質がよくなり、翌朝すっきり目覚ることができますよ。

瞑想によって自分に向き合う習慣が身につくと、自分の思考の癖に気付けるようになってきます。

私も周りの雑音に惑わされそうになったときや、疲れて心身ともにダウンしそうになったときには寝る前にベッドの中で瞑想をしています。特に何かを準備する必要もなく気軽にできるので、とってもおすすめです。

何かと慌ただしい春の毎日。ファーナーズのみなさんが春の「なんとなく不調」を解消できますように。

次の更新も楽しみにしていてくださいね。 

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参考

約2人に1人が、春の季節の変わり目に“なんとなく不調”を実感 キリンホールディングス株式会社