「食べる目薬」で疲れ目知らずを目指しましょ

「食べる目薬」で疲れ目知らずを目指しましょ

ファーナーズへ(fuachaファンのみなさん)こんにちは。fuacha広報の晴々(セイセイ)です。

8月も中旬となりました。お盆の帰省ラッシュでご実家に帰省されているファーナーズもいらっしゃるかと思います。

晴々の実家は遠方にあるのですが、子ども達の長期休みを利用して毎年帰省しています。

ここ数年は日本のどこにいても同じくらい暑さを感じますね。

子どもたちは、いつもとは違う山の自然に囲まれた生活を楽しんでいるようです。長期休みにできる貴重な体験ですよね。

夏はアクティブになり外出も冬と比べて増えますが、目から入る強い紫外線は注意が必要です。外出する時は、サングラスや帽子を被りましょうね。

実は、中医学では目は「肝」と関係が深く、肝の機能が低下すると目の疲労につながりやすいと言われています。

夏に疲労しやすい目を、食べる目薬で食養生してみましょう♪

肝機能の低下で眼精疲労に

中医学でいう五臓とは、肝・心・脾・肺・腎の5つの分類で表しますが、これらは西洋医学でいう臓器ではなく身体の生理機能のことを指します。

例えば、脾とは脾臓のみのことを指すのではなく、消化吸収に関わる全ての機能を意味します。

では、中医学でいう「肝」はどのような機能を意味するのでしょうか。

肝は、気(生体エネルギー)の巡りをよくし、栄養素や血液などの、必要なエネルギーをスムーズに流すという働きがあります。

そして血液を貯蔵し、血流の量を調整する機能があります。生理の出血量を調整する役割もあります。

特に私たちの目や筋肉は「血」を多量に消費しています。本を読んだり、スマートフォンを操作する時も、肝の蓄えられていた血を消費します。

そのため血が不足すると、疲れ目や筋肉の痙攣、痺れの原因になってしまいます。

目は体の中でも特に重要な器官ではないでしょうか。目がかすんだり、見えにくかったりするとダイレクトに日常生活に支障をきたしてしまうので、いたわってあげたいですね。

肝の機能を改善すると体に良いことがたくさん!

肝は、気の巡りをよくするとても大事な役割があります。

肝を良くすると、気分の浮き沈みの改善、生理不順の改善、疲れ目・視力低下の改善、爪割れの改善、筋肉の痙攣や痺れなど改善が期待できます。

肝の気が滞ると、気分調節機能も悪くなり、情緒不安定や無気力にもなりやすくなってしまいます。

逆に気の巡りが過剰になってしまうと、ヒステリックになったりイライラの原因にも。

まだまだ暑い季節ですが、すぐにイライラして目に痛みを感じていたら、もしかしたら肝の気の巡りがスムーズではないのかもしれません。

食べる目薬の食材はしじみ、レバー、ほうれん草、セロリとベリー!

肝の働きをパワーアップして、目にしっかり栄養を送り届ける「食べる目薬」食材を取り入れてみましょう!

肝の働きを補うおすすめ食材は、しじみ、レバー、ほうれん草、セロリ、イチゴ、ブルーベリーなどのベリー系です。

1つずつ見ていきましょう♪

しじみ

しじみといえば、コマーシャルなどで二日酔いに効くイメージがありますが、それはしじみに含まれるオルニチンという成分がアルコールを肝臓ですばやく分解する助けをしてくれるからです。

しじみには、肝の働きを強化し、改善する働きがあります。これは、豊富に含まれるタウリンメチオニンというアミノ酸が決め手となっています。

二日酔いへの効果の他にも、むくみ防止や夏バテにも効く嬉しい食材です。

この時期はアルコールを飲む機会が多いので、朝にしじみ汁を飲むことはおすすめですね。

レバー

貧血のおすすめ食材として推奨されているレバーには血を補う作用があります。

肝の巡りを良くすることで、結果的に疲れ目や割れ爪、痺れも改善してくれます。

ほうれん草

ほうれん草も鉄分を補う食材です。血を補い、疲れ目、血色の改善、乾燥肌にも効果的です。

セロリ

セロリには、肝の熱を取り、目の充血やかすみ目、めまい、イライラ、頭痛を取り除いてくれる効能があります。

暑い日でも食が進むセロリやきゅうりなどの野菜スティックは、夏の嬉しいレシピです。晴々は大好きで、よくパクパク食べています。

また、余分な体内の水分も排出してくれるのでむくみ予防も期待できますよ。

ベリー

イチゴやブルーベリーなどのベリーも目にとても良い効能があります。

夏に嬉しいフローズンフルーツは冷たく甘酸っぱくて美味しいですよね。視覚的にも美しく、目にも効果的なイチゴとブルーベリーのパンケーキもおすすめ。

現代人は、デスクワークによりパソコンやスマホを長時間見続けがちです。

モニター画面からはブルーライトと言われる青白光が出ていますが、このブルーライトがクセ者で、目の奥の網膜細胞を傷付け、眼精疲労や視力の低下を引き起こしてしまいます。

ブルーベリーには、濃い青色の成分のアントシアニンが豊富に含まれています。アントシアニンは目の網膜を強くしてくれますよ。

そのままでも美味しくいただけるブルーベリーは、小腹が空いたときのヘルシースナックとしても重宝しますね。

ブルーベリーは、欧米でも昔から目に良い果実として愛用されてきています。

fuachaの果茶や菊花茶も目にとてもおすすめ

ここまで「食べる目薬」を紹介してきましたが、fuachaには「飲む目薬」があるんです。ご紹介しますね♪

fuachaの果茶

fuachaの果茶に含まれるクコの実は視力回復効果があります。

中国でクコの実には眼精疲労、視力低下、ドライアイなどに効果的と言われています。

そして、女性の巡りを良くしてくれると言えばfuachaの果茶です♪

中国では、なつめ、クコの実、ろんがんは「女性の三宝」と呼ばれています。「気」と「血」の巡りを良くする女性の三宝だけで作られた果茶は、健康な肌づくりをサポートしてくれますよ。

fuachaの菊花茶

また、菊花も眼精疲労にとても効果的です♪

菊花は、目のかすみ・目の充血・疲れ目にも効くとされています。スマートフォンやパソコン作業の多いファーナーズにぴったりの食用花です。

菊花の香りには、高い鎮静効果があるので、眼精疲労だけではなくリラックス効果も期待できますよ。

 

晴々はこの暑さに少々バテ気味ですが、夏でも飲みやすい果茶と菊花茶を飲んで、目の疲れをすっきり取り除いて乗り切りたいと思います。

fuachaの果茶と菊花茶がファーナーズのみなさんの目をいたわるお手伝いができたらとても嬉しいです。残りの夏も健康に過ごしましょうね。

次の更新も楽しみにしていてくださいね。

 

◇参考文献◇

・大和書房 体が整う水曜日の漢方 工藤孝文 工藤あき

・講談社 これならできる漢方ごはん 薬日本堂

 

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