30代・40代でも油断しないで!ヒートショックを防ぐ簡単3つの方法

ファーナーズへ(fuachaファンのみなさん)こんにちは。fuacha広報の紗々です。
「ヒートショックは高齢者だけがなるもの」と思っていませんか?
実は、30代や40代でもヒートショックが起こる可能性があります。
とくに、家の中で寒暖差が生じやすい場所、たとえば脱衣所や浴室、トイレなどでは注意が必要です。
今日はファーナーズのみなさんに、ヒートショックが起こる原因や危険性、そして女性が取り組みやすい3つの予防策をご紹介します!
ヒートショックとは?原因と危険性を理解しよう
ヒートショックとは、急激な温度変化によって体温や血圧が大きく変動し、体に負担がかかる健康障害のことです。
これにより、心筋梗塞や脳梗塞、失神など、命にかかわるリスクが高まります。
とくに注意すべき症状は、目まいや立ちくらみ。
そのまま意識を失うと、転倒や頭部外傷につながる可能性もあります。
そして重要なのは、ヒートショックは高齢者だけの問題ではないということ。
とくに女性は、温度変化で血圧が上下しやすい傾向があるため、気を付ける必要があります。
注意が必要な人の特徴
以下に当てはまる方は、とくにヒートショックに注意しましょう。
- 高血圧や糖尿病、不整脈などの疾患がある
- 健診で心臓や肺の機能に指摘を受けたことがある
- 太り気味、または肥満症と診断された
- 食事や飲酒後すぐに入浴することが多い
- 熱めのお風呂が好き
- 家の中で部屋ごとの温度差が大きい
- 早朝や深夜に入浴する習慣がある
今日からできる!ヒートショック予防策
30代・40代の女性が気を付けたい、ヒートショックの予防法を3つご紹介します。
毎日の生活で無理なく取り入れられる方法なので、ぜひ試してみてください。
家の中に寒い場所を作らないようにする
家の中で寒暖差が大きい場所といえば、以下のような場所が挙げられます。
- 脱衣所や浴室
- トイレ
- キッチン
- 廊下や玄関
これらの部屋の温度を測り、リビングや寝室との温度差を5度以内に保つことが理想です。
とくに脱衣所や浴室は、体温が急激に変化しやすい場所なので重点的に対策をしましょう。
寒い場所を暖めるコツとして、
- お風呂をためる際、浴槽のふたを外してお湯をためる
- シャワーをしばらく出しっぱなしにして浴室を暖める
- 浴室のドアを少し開けておくことで脱衣所も暖める
などの工夫を。
トイレの場合は、便座や足元を温かくするアイテムを使うのがおすすめ。
また、窓がある場合は断熱シートを貼ると効果的です。人感センサー付きの小型ヒーターも便利ですよ。
入浴のタイミングを見直す
入浴するタイミングは、実はとても大切です。
食後や飲酒後は血圧が低下しやすく、体が入浴に適さない状態になっています。
このため、食事の後は少なくとも1時間以上、飲酒の後は最低でも3~4時間空けてから入浴するのが理想的です。
また、早朝や深夜といった寒い時間帯の入浴もできるだけ避けましょう。
とくに一人暮らしの方の場合や、自分以外の家族が誰もいない日などは、万が一体調を崩して倒れてしまうと、誰にも気付いてもらえないリスクが高まります。
そのため、なるべく日中や夕方の暖かい時間帯に入浴を済ませることをおすすめします。
寒冷地にお住まいの方は、外の冷え込みが厳しい時間帯を避け、家の中を暖かく保ちながら入浴する習慣をつけると安心です。
お風呂の温度は40度以下に設定する
熱いお湯は心臓に負担をかけるため、入浴時のお湯の温度は40度以下が理想です。
また、
- 湯船に浸かる際は、足先や手先から徐々にお湯を掛けて体を慣らす
- 首まで浸からず、半身浴を意識する
- 急に立ち上がらない
- 入浴の前後にしっかり水分補給をする
なども意識しましょう。
私は最近、子どもと一緒にお風呂に入ることが多く、どうしてもバタバタとお風呂を済ませてしまうことが増えました。
しかし、どんなに急いでいる時でも、お風呂の中では急に立ち上がらないように気を付けています。
慌ただしい時間だからこそ、安全第一で過ごすことを心掛けたいと思っています。
日常の工夫でヒートショックを防ごう
ヒートショックは、家の中での温度管理や生活習慣の見直し、自律神経を整えることで防ぐことができます。
とくに寒暖差を感じやすい女性は、今回ご紹介した方法をぜひ試してみてください。
fuachaの果茶を飲んで、体の中から温めるのもおすすめです。
ファーナーズのみなさんが、ヒートショックを上手に予防し、健康で快適な暮らしができますように。
次の更新も楽しみにしていてくださいね。
参考:住宅の温熱環境と健康の関連|国土交通省