貧血・腹痛・PMS…女性は月の2/3は体調不調!?つらい月経トラブルの解決法とは?

貧血・腹痛・PMS…女性は月の2/3は体調不調!?つらい月経トラブルの解決法とは?

ファーナーズへ(fuachaファンのみなさん)こんにちは。
fuacha広報の美々(メイメイ)です。

寒さや乾燥も深まってきましたね。
ファーナーズはご機嫌に過ごせていますか?

ご機嫌に過ごしたいと思っても、そうはさせてくれないのが女性の体ですよね。
特に月経に関連した不調は、多くの女性が抱える悩みのひとつですね。

貧血や腹痛、PMS(生理前症候群)など、月の大半以上は、どこか不調に感じてしまう方も多いのではないでしょうか。

中医学では、女性の体は「気血水(きけつすい)」のバランスによって支えられていると考えられています。

今回は、月経関連トラブルの原因と、それに対する中医学の知恵を生かした解決法についてみていきたいと思います。

月経トラブルの原因を探る

貧血と「血虚(けっきょ)」

月経は、女性である私たちの体にとってはとても大切な機能であることは、わかってはいるものの、不調に悩まされ億劫に感じる方も多いと思います。

月経中に体の中では多くの血が失われますが、中医学ではこの状態を「血虚」と捉えます。

血虚になると、貧血だけでなく疲れやすさや肌のくすみ、爪が割れやすくなるといった症状も現れます。

特に忙しいわたしたちは、食事が簡単になりがち。
これが血虚を深刻化させます。

ストレスが「気血」を消耗

女性に多くのことが求められるこの時代。
ストレスを抱えずに過ごすことは難しいですよね。

日々のストレスが続くと、血の巡りが悪くなり、貧血や冷えが助長されます。
さらに気が滅入るとよく言いますが、気も滞ります。

心と体は繋がっています。
無理をせず、時には休むことも大切です。

現代では、社会で月経が受け入れられつつあります。
思い切って、休みましょう。

月経痛と「瘀血(おけつ)」

生理痛に悩む女性は多いですよね。
私もかつてはそうでした。

これは「瘀血」という血の滞りが原因のひとつとされています。

瘀血の原因は、主に冷えやストレスであると言われています。
季節的な冷えだけでなく、冷暖房からの冷え、運動不足からの冷え、そして様々なストレス。

私たちの生活には、常に瘀血のリスクが潜んでいます。
この瘀血が、生理痛やPMSへとつながっていくのです。

むくみと「湿邪(しつじゃ)」

生理前に足がむくんだり、朝起きると顔がパンパンになったりするのも、PMSのひとつですよね。

これは湿邪の影響で、体の水分バランスが乱れることによって起こると考えられています。

生理前は、体に水分が満ちている状態。
それを理解して過ごすことが重要ですね。

中医学から学ぶ月経トラブルの解決法

日々の食事で「血」を補う

中医学では、「医食同源」と言われるように、食べ物が体を整える大切な要素とされています。

鉄分豊富な食材を積極的に摂り入れましょう。
レバーやほうれん草、黒豆などは「血」を補う食材です。
日々の食事に取り入れて、貧血を防ぎましょう。

鉄剤を取り入れなくても、普段の食材でも鉄は摂れますよ。
まずは濁剤から気にかけてみましょう。

温かいスープで体を温める

冷えが気になる方には、生姜を使ったスープがおすすめです。
胃腸を温め、消化器官を助ける生姜のようなスパイス摂ることで、血行を改善していきます。

生の生姜は、すぐに体を温めます。
粉末の生姜は、じんわりと体を温めます。

ぜひその時々に合わせて、汁物に取り入れてくださいね。

ヨガや太極拳で気を養う

運動不足は気が滞ります。
とはいえ、激しすぎる運動は、気を消耗しすぎます。

ヨガや太極拳で、無理なく、でもしっかりと体を使うことによって、気をしっかりと安なうことができます。

まずは手始めに動画などで始めてみてくださいね。

気を養い、スムーズに体内のエネルギーが流れ出すと、自然と水も整い、むくみなどの不調から解放されるので、一石二鳥ですよ。

果茶で気血水の全てを整える

fuachaの果茶は、心身の気血水のめぐりを整えてくれるお茶です。

中国で太古から女性のめぐりを整えると愛されていた、なつめ、クコの実、ろんがんのみを使った、ほんのり甘いお茶に癒されながら、気血水を整えてくださいね。

現代ではどうしても月経関連のトラブルはつきものかもしれませんね。
しかし、月経トラブルは決して我慢する必要はありません。
むしろ、これは体からの大切なサイン。

ただ、月経トラブルは当たり前だからと言って、放置も良くありません。
中医学の知恵を活用しながら、自分自身に優しく寄り添いましょうね。

ファーナーズがご機嫌に過ごせる日が増えることを願って。

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