新年を美しく始める「おせち料理」。その秘密と薬膳効果
ファーナーズへ(fuachaファンのみなさん)こんにちは。fuacha広報の紗々です。
2025年が始まりましたね。みなさん、明けましておめでとうございます。
さて、お正月と言えば「おせち料理」。
おせち料理は、その華やかな見た目だけでなく、実は健康をサポートする要素が詰まっています。
今日はファーナーズのみなさんに、おせち料理の歴史や薬膳的な効能、そして女性の体にうれしいポイントをご紹介します!
おせち料理の由来とは?
「おせち」は漢字で「御節」と書きます。
もともとは、元旦や季節の変わり目にあたる五節句(1月7日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日)に神様にお供えするための料理でした。
明治時代に五節句の制度が廃止された後は、五節句をお祝いする風習はだんだん薄れていきましたが、その中でもお正月に供える料理が残り、それを「おせち料理」と呼ぶようになりました。
時代が進むにつれ、庶民の生活が豊かになるとともに、おせち料理の内容も豪華に進化。
元来のシンプルな供え物から、五穀豊穣(ごこくほうじょう)や家内安全、子孫繁栄といった願いを込めた多彩な食材が使われるようになりました。
また忙しい主婦が三が日に家事から解放されるよう、保存性の高い料理が工夫されたのも特徴なんだそう。
私は、毎年一からおせち料理を作ってはいませんが、スーパーで好きな食材を買って家族みんなで食べたりして、お正月の味を楽しんでいます。
薬膳の視点から見るおせち料理
おせち料理に使われる食材は地域や家庭によってさまざまですが、どれも健康を意識したものばかりです。
ここでは、代表的な食材とその薬膳的な効能を詳しく見ていきましょう。
黒豆
黒豆は「まめまめしく(勤勉に、健康に)」という願いを込めて食べられる縁起物です。
薬膳的には、体内の余分な水分を排出してむくみを改善するほか、血液を補い、巡りを良くする効果があります。
腎機能を高める作用もあり、特に冷え性や疲れやすさが気になる女性にぴったりの食材です。
海老
腰の曲がった海老はその姿から「長寿」を象徴する縁起物とされています。
薬膳では、腎を補い、体内のエネルギーを高める効果があるとされます。
元気が出ない時や、冬の寒さでエネルギーが低下しやすい時期におすすめの食材です。
昆布
昆布は「喜ぶ」という言葉に通じる縁起物です。
薬膳的には、余分な脂肪や体にたまった水分の排出を助ける効果があります。
また肝機能や腎機能の働きをサポートし、美容と健康の維持にも役立ちます。
とくに女性に多い冷えやむくみの改善に期待できます。
栗
栗はその黄金色から、金運を願う縁起物として「栗きんとん」にも使われます。
薬膳的には、下痢や出血を止めるほか、骨や筋肉を強くする効果があります。
成長期の子どもや骨粗しょう症が気になる女性にも嬉しい食材です。
冬に「腎」を養う理由
薬膳では、冬は「腎」のエネルギーが最も盛んになる季節とされています。
中医学(中国の伝統医学)でいう「腎」は、西洋医学でいう「腎臓」としての機能も含みますが、その他にも成長・発育・生殖など生命力の元と考えられており、そのエネルギーを補うことで骨や歯、髪の健康を保つことができます。
とくに女性にとっては、冷え性やアンチエイジングの観点からも「腎」を養うことが重要です。
おせち料理には、この「腎」をサポートする食材が多く含まれているため、新年を健康的にスタートするにはぴったりの食事と言えます。
同じく「腎」をサポートする食べ物と言えば、クコの実。中国では、腎と肝にとても良い強壮剤と言われているんですよ。
おせち料理のおともに、クコの実入りのfuachaの果茶はいかがですか♪
fuachaの果茶には、クコの実の他にも、なつめ、ろんがんが入っています。
どれも栄養価が高く、女性の体を優しく支えてくれる果実なので、「女性の巡りをサポートする3宝」と呼ばれています。
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おせち料理は美容効果にも◎
おせち料理は、古くからの伝統や家族の幸せを願う心が込められた料理です。
薬膳の観点から見ても、女性の健康や美容を支える効果が期待できます。
今年のお正月は、そんなおせち料理の魅力を改めて感じながら、味わってみてはいかがでしょうか?
ファーナーズのみなさんの2025年が幸せいっぱいの1年になりますように。
次の更新も楽しみにしていてくださいね。
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