7月7日は七夕(しちせき)の節句。行事の由来やおすすめの過ごし方を紹介

7月7日は七夕(しちせき)の節句。行事の由来やおすすめの過ごし方を紹介

ファーナーズ(fuachaファンのみなさん)へ。こんにちは。fuacha広報の晴々(セイセイ)です。

7月7日は、七夕(しちせき)の節句。七夕は「たなばた」とも呼びますよね。

全国各地で7月上旬中旬に七夕まつりが開催され、七夕の節句をお祝いします。

私の地元では、6月下旬から2メートル程の短冊や飾りをつけた笹飾りが、街中に鮮やかに彩られていました。

素敵な七夕飾りに7月7日でお別れをしなければいけないのを寂しく感じながら、七夕のお祭りを待ち遠しく思う…そんな子ども時代でした。

とても懐かしく素敵な思い出です。ファーナーズの皆さんの子ども時代はどうでしたか。

それでは、七夕の節句についてお話をしていきましょう。

二十四節気で7月7日頃は「小暑(しょうしょ)」

二十四節気とは、古代中国で生まれた季節を表す言葉です。

太陽の動きをもとにして、季節の移り変わりを24に分けます。1年を春夏秋冬の4つに分けますが、さらに細かくそれぞれの季節を6つに分け、1年を24の節にして季節を表します。

小暑(しょうしょ)は、7月7日頃~下旬のだんだん暑さが増していく期間です。

小暑の始めに七夕の節句があり、これからの夏の本番に備える時期でもありますね。

7月7日は七夕(しちせき)の節句

七夕の節句は、7月7日の夜に行われる星祭りとも呼ばれる行事です。七夕は、奈良時代に中国から日本へ伝来したと言われています。

古来中国からの神話と、元々日本に存在した棚機津女(たなばたつめ) の伝説が混じり合い、七夕の節句という節句行事となりました。

七夕の夜に年1回だけ逢うことが許された「織姫と彦星」の神話はどのようなお話でしょう。

夏の夜空に輝く広い天の川を挟んだ七夕の星から生まれた、切ない恋の物語です。簡単にストーリーをお話ししますね。

「織姫と彦星」ストーリー

昔、天空に織姫という若い娘がいました。
織姫は神様たちの着物の布を織る仕事をしていました。毎日天の川のほとりで、はた織りをしていました。

真面目に仕事だけをする織姫を心配した天空の王様(天帝)である父親は、織姫に天の川の向こう岸で同じく真面目に牛飼いをする彦星を紹介しました。そして、2人は結ばれ結婚しました。

結婚後は、2人は仕事もせず毎日遊んで暮らしました。

織姫がはた織りを全くしないので、神様たちの着物はぼろぼろになり、彦星も仕事をしないで遊んでばかりいるので、牛はやせ細りました。

怒った父親の天帝は、天の川の両岸に2人を引き離してしまいました。

2人はずっと泣いてばかりで仕事になりません。見かねた天帝は、しっかり働くならば、毎年7月7日に会わせてやるという約束をしました。

それから2人は真面目に仕事に取り組み、毎年七夕の日に年に一度だけ逢えることになりました…

昔の人たちは、織姫と彦星のように私たちも願いが叶うようにと、短冊に願い事を書いて竹や笹の葉に飾るようになったのです。

この風習が今でも全国的に受け継がれており、「七夕飾り」として七夕祭りの夏の風物詩となっています。

短冊を飾る竹や笹には神秘的なパワーが

竹や笹には強いイメージがありますよね。 

雨風に強く、冬でも緑色で、まっすぐ天に伸び育っていく「竹や笹」には、昔から不思議な力があると信じられています。

また、竹や笹の葉が風になびくとサラサラ…という不思議な葉の音がしますよね。この音が神様が宿る依り代(よりしろ)と考えられ、昔から神事に用いられています。

その神様の力が宿る笹や竹を飾る事は、とても神聖で特別な意味があります。では次に、七夕の節句には何を食べてお祝いするのでしょう。

七夕の節句の行事食は「そうめん」

端午の節句には柏餅…のように、七夕の節句には「そうめん」を食べる風習があります。その風習も、昔の中国の伝説からきています。

中国の皇帝の子どもが7月7日に亡くなりました。その子の祟りによって、国中の子どもたちが病気になってしまいました。

皇帝はその子の祟りを鎮めようと、子どもの大好物であった索餅(さくべい)をお供えました。すると、子どもたちの病気も治り、国が安定しました。

この索餅がそうめんの原型だそうですよ。無病息災の願いを込めて、七夕にそうめんを食べるようになったのですね。

梅雨の蒸し暑い日が続く7月上旬に、そうめんはぴったりの行事食ですね。

暑い日には、冷やしたfuachaのジャスミン花茶がおすすめ

お湯をそそぐとひろがる甘い香りのfuachaのジャスミン花茶ですが、暑い日には、冷やしジャスミン花茶もおすすめです。

作り方はとても簡単ですよ。 

【作り方】

  • 90℃のお湯を700ml沸かし、fuachaのジャスミン花茶3グラムを入れたポットにお湯を注ぐ。
  • 粗熱が冷めたら、冷蔵庫の中に入れて冷やす。

ジャスミンのお花がお星様のようで、とても可愛いですよね。

晴々のお気に入りはお湯を700mlで作る、ジャスミンがほんのり香る飲みやすくすっきりした味です。自分のお好みの分量で調整してみて下さいね♪

今年の七夕の節句を、ファーナーズの皆さんはいかがお過ごしになりますか。

七夕の織姫と彦星の恋物語に想いを馳せつつ、行事食であるそうめんを召し上がって無病息災を願いましょう。

また次回の更新を楽しみにしていてくださいね。

 

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