これってウインター・ブルーかも?体質ケアで季節の「プチうつ」を予防しよう
ファーナーズへ(fuachaファンのみなさん)こんにちは。fuacha広報の紗々です。
寒い冬は、暖かい季節に比べて気分が沈んだり、やる気が出なかったりすることはありませんか?
この時期に見られる「ウインター・ブルー(冬季うつ)」は、精神的な落ち込みや気力の低下が特徴です。
今日はファーナーズのみなさんに、上手な体質ケアでプチうつを予防する方法をお伝えします!
セロトニンの減少で精神的に不安定に
ウィンターブルー(冬季うつ)とは、晩秋から冬にかけて気分が落ち込み、憂鬱になる季節性の抑うつ症状のことを指します。
これまで楽しめていた活動に興味を失い、疲労感や無力感、さらには罪悪感に苛まれることもあります。
この症状は、とくに女性や若年者に多いとされており、日本の一般人口を対象とした調査では、2.1%の人に冬季うつが疑われたという報告があります。
またうつ病の患者の約10~20%が冬季うつを経験しているとも言われています。
原因の一つは日照時間の短さにあり、脳内で分泌される「セロトニン」というホルモンの減少が関連しています。
セロトニン不足により気分が安定せず、憂うつ感が強くなってしまうんだそう。
中医学(中国の伝統医学)では、季節の変化や寒さが心と体に影響を与えると考えます。
とくに冬は「気」(エネルギー)の巡りが滞りやすく、精神的不調が起こりやすい季節です。
ウィンターブルーと一般的なうつとの違いとは?
ウィンターブルーと一般的なうつ病にはいくつか違いがあります。
どちらも気分が落ち込んだり、倦怠感を感じたりする点は共通していますが、ウィンターブルーでは過食や体重増加、過眠が目立つのが特徴です。
一方、一般的なうつ病では、食欲不振や体重減少、不眠が多く見られます。
とくにウィンターブルーでは、炭水化物や甘いものを強く欲することが多く、体重が増えやすくなります。
また夜の睡眠時間が長くなるだけでなく、日中も眠気を感じることが多いのが特徴です。
これらの違いを知ることで、自分の症状に合わせた対応がしやすくなります。
参考:首都圏デジタル産業健康保険組合
中医学が教える「寒凝気滞」とその対策
冬の寒さによって体が冷えると、気の巡りが悪くなり、「寒凝気滞(かんぎょうきたい)」という状態に陥ります。
これにより、憂うつ感やイライラ、不安感が生じるだけでなく、血行不良による頭痛や肩こり、生理痛などの症状も引き起こされます。
この状態を改善するには、体を温めて気・血の巡りを良くすることが重要です。
辛味野菜や冬野菜、香辛料などを積極的に取り入れると良いでしょう。
おすすめの料理として、冬野菜を彩りよく使ったタジン鍋や、しょうがとねぎをたっぷり入れた鍋料理、スパイスたっぷりのカレーなどがあります。
また、冷たい飲み物を避け、足首や首元を冷やさない工夫も効果的です。
ストレスが多い人に多い「肝うつ気滞」のケア方法
ストレスが多いと、気の巡りを調整する「肝」の働きが低下し、「肝うつ気滞」という状態を引き起こします。
これにより、イライラや憂うつ感、情緒不安定といった精神的な不調が現れます。
対策としては、肝を元気にする食材を摂り、ストレスを溜めない生活を心がけることが大切です。
具体的には、香草類(春菊、大葉、セロリ)や柑橘類(みかん、オレンジ)、ハーブ類(ミント、ローズ)を積極的に食事に取り入れましょう。
また、fuachaの果茶に入っているクコの実もおすすめ。
クコの実は、肝機能の働きをサポートしてくれる効果があります。
そして、親しい人との楽しい会話や趣味の時間を作りましょう。
適度な運動で自律神経を整えることもストレス解消には効果的ですよ。
私も冬の寒さに負けないよう、一日一度は果茶を飲むようにしています。
「ここで体調不良になってはいられない」という時の心強い味方です!
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冬の憂うつ感を和らげるツボ療法
体を温め、気の巡りを良くするにはツボ押しも効果的です。
手の甲の「合谷(ごうこく)」や、足の甲にある「太衝(たいしょう)」を軽く押しほぐすことで、気分の改善が期待できます。
また、肩甲骨の内側をカイロやドライヤーで温めると、リラックス効果が高まり、気持ちが軽くなるでしょう。
中医学で心も体も元気に冬を乗り切ろう
冬は気分が落ち込みやすい季節ですが、適切なケアを取り入れることで明るく元気に過ごせます。
食養生や生活習慣の工夫、ツボ療法を組み合わせて、自分に合った方法を試してみてください。
ファーナーズのみなさんが、この冬も健やかな心と体で、笑顔の毎日を楽しめますように。
次の更新も楽しみにしていてくださいね。
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