二十四節季のひとつ清明(せいめい)とは?

二十四節季のひとつ清明(せいめい)とは?

ファーナーズへ(fuachaファンのみなさん)
こんにちは。fuacha広報の美々(メイメイ)です。

春の訪れは、自然界に活気と生気をもたらし、そして新しい生活の始まりへの期待を抱かせてくれるように感じますよね。
その中でも、二十四節季のひとつである「清明」は、自然の移り変わりと人々の心身に大きな影響を与える特別な時期です。

ファーナーズは、この新しい季節をどう捉えていますでしょうか?
私は毎年、ワクワクと、ソワソワな気持ちが、両方渦巻いている季節のように感じています。

新しいことにチャレンジしたり、新しい環境に身を置くことになったりすることに対して、ワクワクというような楽しみに感じる部分と、一方で、そこに対応できるか、そこで頑張れるか、不安になることもあります。

そんな清明の時期を迎える前に、清明の意味とこの季節に注意すべき不調についてなどをお伝えしますね。

清明とは?いつのこと?

清明の時期

清明は、二十四節季の中で春の中ごろに位置し、4月4日から18日ごろを指します。
これは、4月初旬から穀雨を迎えるまでの期間とされています。

この時期は、陽気が一層明るくなり、大地が活気づき、多くの草木が芽吹く季節です。
緑や花々が咲き乱れ、自然が生き生きとする時期ですよね。

清浄明潔

「清浄明潔」を略したものとされていて、読み方は「せいじょうめいけつ」の略で「せいめい」です。

「清浄明潔」とは、「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれる也 」のことで、この時期は草木が芽を出し、その芽が何の種類の草木なのかが明らかになり、そして花々も咲き乱れ、万物が清々しい美しさに満たされる時期ということです。

とっても素敵ですよね。

清明の頃に注意すべきことは?

清明の時期は、自然が活気付き、そして気温も程よくなり、とても気持ちが良い一方で、季節の移ろいによる変化や、私たちにとっては新しい環境への変化の時期でもあります。

その変化の時期は、どうしても体調を崩しがちです。

この時期に注意したい不調を見ていきましょう。

春の風邪

清明の頃は、春の気候の変化によって風邪をひきやすい時期ですよね。
特に寒暖差の激しい日が続くと、体の免疫力が低下しやすく、風邪を引く方が増えます。

手洗いうがいなどの最低限のケアに加え、まだまだ体を暖める服装で外出するなど、気をつける必要がありますね。

アレルギー症状

春は、時折起こる春の嵐や強風で、咲き乱れた花々だけでなく、花粉やホコリなどのアレルゲンをを飛び散らし、花粉症の症状で人々を苦しませます。

目や鼻のかゆみ、くしゃみ、鼻水などのアレルギー反応に注意が必要ですね。

乳製品や重い食事は控え、体を温める春の食材でデトックスすることをオススメします。

睡眠のトラブル

寒暖差や環境の変化によるストレスで、睡眠の質が下がり、睡眠不足に陥ることも少なくありません。
睡眠前にストレッチしたり、リラックスするラベンダーなどのアロマを炊いたり、そしてリラックスティーを飲んだりして、質のいい睡眠を作りましょう。

また、逆に春は寝過ぎてしまう方も多いようです。
この時期の二度寝や昼寝は、体の疲れを取れるどころか、不調を招きかねません。
二度寝したくなったら、ベッドの中でストレッチなどをして目を覚ましたり、昼寝したくなったら、少しカフェインを摂ったり、体を動かしたりしながら、眠気を吹き飛ばしましょう。

不安や落ち込み

この時期は、ワクワクすることが多いですが、その反面で落ち込んだり、塞ぎ込んだりしてしまうことも多いものです。
「病は気から」とよく言われますが、心の落ち込みが、体の不調に繋がることはとてもよくあることです。

春の食材をいただき、そして程良く運動することで、そんな気持ちを予防していきましょう。
良質な植物性オイルやギーなどの摂取もオススメですよ。

 

清明の季節は、自然の息吹を感じることができる素晴らしい時期ですよね。
しかし、体調不良にも注意が必要です。

春のケアも楽しみながら、心地よい春を楽しみましょうね。

ファーナーズの華々しい春を願っています。