「気・血・水」のバランス大丈夫!?滞りなく巡らせて暑い夏を元気に過ごそう
ファーナーズへ(fuachaファンのみなさん)こんにちは。
fuacha広報の美々(メイメイ)です。
いよいよ夏も本場ですね。
暑さも本格的になり、日々灼熱の太陽が私たちを照らしています。
ファーナーズは暑い夏をどうお過ごしですか?
夏はエネルギーが満ち溢れる季節ですが、特に私たち女性にとっては、体の変化や気候の影響もあり、暑さで体調を崩したり、体力が落ちてしまうことも多い時期です。
そんな時に役立つのが中医学の知識です。
中医学では、「気(き)・血(けつ)・水(すい)」という3つの要素が体の健康を支えていると考えられています。
これら3つのバランスを保つことが、健康で元気な生活を送るための鍵と言われています。
では、「気・血・水」とは具体的にどのようなものか、そしてそのバランスを保つための方法について、一緒に学んでいきましょう。
気・血・水とは?
中医学で重要とされる「気・血・水」について、それぞれの役割をみていきましょう。
気とは
「気」とは、体を動かすエネルギーのことです。
中医学では、「気」は体内を巡り、生命活動を支える基本的な力とされています。
気の役割は多岐にわたります。
エネルギー等を体や心の細部までにも供給する役割、心身の活動を支える役割、そして外部からストレスや病原菌などから防御してくれる役割などです。
外から侵入してしまった有害なものを、外に排出してくれる役割や、体温を調節してくれる機能、新陳代謝を促進する機能も持ち合わせていますよ。
血とは
「血」とは、血液同様、体内に巡っています。
血は、栄養や酸素を全身に運ぶとともに、老廃物を排出する役割もあります。
また、精神活動を安定させてくれたり、体温を一定に保つ役割を持っています。
水とは
「水」は、中医学では「津液(しんえき)」とも呼ばれます。
体内を流れる血液以外の液体を指します。
なみだや胃液、鼻水などが「水」です。
「水」は「血」の源であり、「水」が不足している時は、「血」も不足していると考えられています。
「水」は、体内の体液バランスを保ち、老廃物を排出し、体内のデトックスを助ける役割を担っています。
気・血・水が乱れると?
「気・血・水」が乱れると、体にどんな影響が出てくるでしょうか?
気を整える
気が滞ると‥
「気」が滞ることを、「気滞(きたい)」と言います。
「気」は滞ってしまうと、怒りっぽく、イライラしやすくなります。
ストレスを感じやすくなることも。
気が不足すると‥
「気」が不足することを、「気虚(ききょ)」と呼びます。
「気が滅入る」という言葉のように、「気」が不足すると、落ち込みやすくなったり、疲れが出やすくなったりします。
動悸や息切れも「気虚」からきていると考えられます。
気を整えるには‥
気を整えるための気軽に行える方法は、深呼吸やヨガです。
深い呼吸を繰り返し行うことで、気を整えます。
特に「気滞」の時は、呼吸を長く行うことがポイントです。
吸う息より、吐く息の方が長くなるように、心の中でカウントしながら呼吸しましょう。
血を整える
血が滞ると‥
「瘀血(おけつ)」とは、「血」が滞っている状態を指します。
「血」が滞ると、肌がくすんでトラブルが起きがちになったり、肩が凝ったりします。
また、経血はドロっとした塊で出てくることがあるので、注意してみてくださいね。
血が不足すると‥
「血虚(けっきょ)」とは、「血」が不足する状態です。
血色が悪くなり、めまいや立ちくらみ、貧血などを引き起こします。
生理不順なども、「血虚」が原因とされています。
経血量が少ない場合も、「血虚」を疑ってみてください。
血を整えるには‥
血を整えるためには、動物性の食材を控え、野菜や穀物中心の食事を心がけることがおすすめです。
特に黒色の食材がおすすめでですよ。
また、なつめなどの「気」「血」を整えてくれる食材もおすすめです。
fuachaの果茶を、ぜひ常備してくださいね。
水を整える
水が滞ると‥
「水湿(すいしつ)」や「痰湿(たんしつ)」は、「水」が滞っている状態です。
手足を中心に体がむくんだり、体がだる重く感じたりするのは、「水」が滞っている可能性があります。
痰が絡んだり、めまいを引き起こすこともあります。
水が不足すると‥
「水」が不足した状態を「津液不足」「陰虚(いんきょ)」と言います。
空咳やドライアイ、便秘などの症状が出てきます。
不眠や不安感が出てくる人もいます。
水を整えるには‥
「血」 の元となる「水」。
「水」を整えるためには、適切な水分補給が重要です。
白湯や体を温める食事を心がけてくださいね。
暑い夏は、どうしても冷たいものを摂りがちですよね。
今一度、飲料の見直しをしてみましょう。
また、リラックスタイムを確保することも重要です。
良質な水分補給として、fuachaの花茶はいかがですか?
暑いお湯でつくり、常温まで冷ましてから飲むのが、暑い時期にはおすすめですよ。
暑い夏を病気や不調なく過ごすためには、中医学の知識を活用し、「気・血・水」のバランスを保つことが大切ですね。
日々の生活の中で、ちょっとした工夫でバランスを整えることで、心身ともに健康で過ごせると嬉しいですよね。
ファーナーズの夏が、心地よく健やかなものになることを願って。