体がダルい、やる気が出ない…。正月明けの体調不良の原因とは?年末年始の油断が引き起こす正月病
ファーナーズへ(fuachaファンのみなさん)こんにちは。fuacha広報の美々(メイメイ)です。
本年もよろしくお願いいたします。
新しい年を迎え、いかがお過ごしですか?
年末年始の楽しいひととき、もしくは、ゆったりとした時間が過ぎ、日常生活へと戻る時期ですね。
なんだか「なんだか体が重い」「やる気が出ない」という方も多いかと思います。
それは、いわゆる“正月病”と呼ばれるものかもしれません。
正月病は正式な病名ではありませんが、中医学の観点から、年末年始の乱れた生活習慣が心身のバランスを崩していると考えられます。
今回は、正月病についてを考え、解消法を探っていきたいと思います。
今年1年を心身ともに健やかに過ごせるよう、早めに正月病を解消しましょうね。
正月病の原因
暴飲暴食と消化器の疲労
年末の忘年会に加えて、お正月にはご馳走が並び、ついつい食べ過ぎてしまいますよね。
私も耳が痛いです。
中医学では、胃腸をが健康の要であるとされていますが、過剰な飲食は胃腸に負担をかけ、消化吸収機能を低下させる原因になってしまいます。
冷たいものを摂りすぎると「脾胃(ひい)」が冷え、消化機能が低下します。
これが体のだるさやエネルギー不足につながってきます。
さらに、脂っこい食事や甘いものは「湿熱(しつねつ)」を生み、体内のエネルギー循環を滞らせるとされています。
これらが正月病特有の倦怠感を引き起こしてしまうのです。
生活リズムの乱れ
年末年始は、夜更かしや眠りすぎたりしまいませんか?
私も帰省すると、家族との会話が尽きず、ついつい夜更かししてしまいます。
この生活リズムの乱れや睡眠不足は、「肝(かん)」の働きが乱れます。
中医学的には、睡眠中に肝が血を蓄え、心身を休めると考えます。
夜更かしなどが続くと、心身が休まらずに、疲れやイライラ感を引き起こします。
運動不足
また、この時期は寒さから自宅などの屋内に篭ることも多く、運動不足による「気滞(きたい)」も引き起こしやすくなっています。
運動をしないことで気の流れが滞り、これがやる気の低下や体の重だるさにつながります。
正月病を乗り越える!中医学的アプローチ
温性の食材で消化力アップ
お正月明けのだるさを解消するためには、まずは消化器をいたわり、消化力をアップさせることが大切です。
そのためには、脾胃を温めるような食材を、温かいスープなどで摂取しましょう!
難しいレシピはいりませんよ。
生姜、ネギ、にんにく、かぼちゃなどを、いつものスープに入れるだけ。
料理が苦手な方は、例えば生姜をすって、いつものインスタントフードに入れるだけでも試してみてくださいね。
忙しい方は、多めに作って朝晩のご飯のお供にしてください。
体内リズムを整えるセルフケア
乱れた生活リズムを取り戻すためには、早寝早起きで、規則正しく生活するのが一番です。
まずは、どんなに夜眠れなくても、少し早めに起きましょう。
できれば、その時にカーテンを思いっきり開けて、朝日を浴びてくださいね。
中医学では朝日から「陽気」を取り込むことで、体内のバランスが整うといわれています。
朝早く起きると、自然と夜は早めに眠たくなり、いつの間にか早寝早起きが定着しますよ。
少しずつ理想の起床時間に近づけてみてくださいね。
就寝前のリラックスタイム
夜寝る前に、パソコンやスマホを見始めると、ついついダラダラ見続けてしまいませんか?
気がついたら興味のない動画を延々と見てしまい、気がついたら夜更かししていた。という経験がある方も多いと思います。
まずは寝る前にデジタルデトックス、そして、自分のお気に入りのアロマを焚いてみたり、ストレッチやマッサージをして、心身を労ってください。
お気に入りのお茶を楽しむのもいいですよね。
fuachaのばら花冠茶やジャスミン花茶で心身を温めてから寝るのもおすすめですよ。
運動して気を巡らす
お正月明けのだるさを解消するには、無理のない範囲で体を動かすことも、食事や早寝早起きと同じくらい重要ですよ。
まずは家から出て軽く散歩してみたり、ヨガやストレッチをして巡りを高めましょう。
重だるさが少しずつクリアになっていくのを感じることができますよ。
運動後の空腹時には、白湯やfuachaの花茶、めぐりを良くしてくれる果茶などで、脾胃に負担なく空腹を紛らわせてくれるものを飲むと更にいいですね。
1年の始まり。
心身の重だるさなどを感じずに、新しい年を軽快にスタートさせたいですよね。
日々の生活にちょっとだけ工夫や一手間を加えるだけで、心身ともに軽やかに過ごせるようになりますよ。
ファーナーズの1年の始まりが、気持ちよく軽やかであることを願って。