春を気持ちよく迎えるために。今から始める毎日の養生
ファーナーズへ(fuachaファンのみなさん)
こんにちは。fuacha広報の紗々(しゃーしゃ)です。
寒さが和らいできて、春の訪れを本格的に感じ始める3月。
今日はファーナーズのみなさんに、この季節を心も体も健康的に過ごすために意識したい養生をお伝えします!
「発陳(はっちん)」の季節と呼ばれる春
春は、冬の間に閉じこもったものが芽吹く、「発陳」と呼ばれる季節。
芽吹き目覚めるのは動植物だけではありません。私たち人間も、少なからずこれらの影響を受けます。
身体の中で眠っていた持病やアレルギーが出たり、心と体にもアンバランスが起こりやすい時期でもあるんです。
中医学(中国の伝統医学)では自然界に存在するもの全てを「陽」と「陰」に分ける考え方がありますが、3月は冬の間優勢だった「陰」が少しずつ減り「陽」が一気に溢れてくる季節です。
「陽」が満ちてくると、私たちの身体の中も全体的に活性化してきます。
冬の間に体内に溜め込んだ不要なもの(老廃物や脂肪など)を一気に解毒しようと「肝」がフル回転。
中医学でいう「肝」は、本来の肝臓の機能だけではなく、自律神経や目、感情や情緒のコントロールまでを担っている大事な部分のことを言います。
「肝」が疲れてしまうと、心と体にもあれこれと不調が現れてしまうんです!
心がけたい春の「毎日養生」
本格的なら春到来の前に今から心身の不調を未然に防ぎ、春を快適に過ごせるように「毎日養生」を始めてみませんか?
すぐにできる養生を紹介していきますね。
早起きをして日光を浴びる
春はイライラしたり憂鬱になりやすい季節。
憂鬱になると何もしたくない気持ちになるときがありますが、それを改善するには、まずは早く寝て、朝起きたらカーテンをあけてしっかり日光を浴びること。
太陽のエネルギーが身体を温めて元気にしてくれますよ。
私も子どもが生まれてからは慢性的な睡眠不足でバテることも多くなり、睡眠の大切さを実感しています。
前の晩に夜更かしをしてしまっても、翌日は少しだけ頑張っていつも通りの時間に起きてみましょう。いつものリズムを崩さないことが大切です。
適度な運動をする
春は陽気が少しずつ増えてくる季節。激しい運動ではなく、散歩など軽い運動を心がけましょう。
身体を動かさないでじっとしていると、陽気が体内をうまく巡らず身体の上部に停滞してしまうため、のぼせ・イライラ・不眠が多くなってしまいます。
適度な運動をして気持ちよく汗をかき、体内にある陽気を発散するようにしましょう。
食事に「酸」を摂り入れて肝の働きをサポート
「肝」の機能が低下すると、「気」と「血」のめぐりが悪くなってしまいます。
「肝」にたっぷり貯蔵されているはずの「血」が不足することで、イライラや不眠が生じてしまったり疲労感を感じやすくなったりも…。
この「肝」の働きを助けてくれるのが「酸」なんです!
「酸」が摂れる代表的な食べ物は、「酢・梅・苺・レモン・オレンジ・ゆず・トマト」など。この食材を積極的に摂り入れて、他のものもバランスよく食べることを心がけましょう。
fuachaの果茶でめぐりを整える
「肝」の不調で「気」や「血」のめぐりが不安定になりがちな春は、ぜひ日常生活にfuachaの果茶を摂り入れてみて。
fuachaの果茶は、春特有のイライラ・気持ちの揺らぎ・不眠といった症状を和らげ、目に見えない気や血流の揺らぎからくる不調を陽だまりのように包んでくれます。
果茶1パックをカップに入れさっとお湯を注いで5分待つだけで、優しくて美味しい薬膳茶の出来上がり。
忙しい毎日ですが、積極的に自分を労る時間を持てたら嬉しいですね。
fuachaが新しい季節を迎えるファーナーズのみなさんの力になれたら嬉しいです。
次の更新も楽しみにしていてくださいね。