残暑疲れで元気が出ない…。「やる気スイッチ」オンには陽を補う食材を!

残暑疲れで元気が出ない…。「やる気スイッチ」オンには陽を補う食材を!

ファーナーズへ(fuachaファンのみなさん)こんにちは。fuacha広報の晴々(セイセイ)です。

8月も終わりに近づき、我が家では子どもたちの新学期準備に大忙しです。

日々の慌ただしさに、みなさん疲れが出始める頃かと思います。

小さいお子さんがいらっしゃるご家庭では、夏休み中の昼ごはんの献立を考えるのも大変でしたよね。

晴々は、キッチンで火を使って調理することが億劫で、簡単に調理できる冷たいそうめんやうどん、そばなどの炭水化物の一品料理に偏りがちでした。

きちんと食べているのに、どうしても疲れて元気が出ないときは、食べているものを見直すことをおすすめします。

今回は中医学の「陰と陽のバランス」を視点に元気が出る食べ方をお伝えしますね。

中医学の陰陽学説は陰陽のバランスが大切

チェックしたいのは、「陰と陽のバランス」。

中医学では、「陰陽学説」といって、この世にある全てのものは陰と陽に分かれるという考え方をします。

この2つの要素があって初めて正常な状態が保たれます。陰のみ、陽のみの物は存在しません。

例えば、陰には、夜、寒、静、女性など、陽には昼、熱、動、男性などがあります。

季節も陰と陽に分類されています。冬の季節が「陰」で、夏が「陽」に分類されます。

季節が変わり、冬から春へ春から夏へと推移していくと、冬の「陰」は減り、「陽」はどんどん盛んになっていきます。そして、春と秋は「陰陽」のバランスが安定しているため病気になりにくいという考えがあります。

秋はバランスが良い季節と聞くと、これからの季節が待ち遠しくなりますね。

健康維持には「陰陽平衡」が大切!

健康を維持するためには「陰陽平衡(陰陽のバランスが取れた状態)」の状態が大切と言われています。

同じものばかり食べ続けたり、体質に合わないものを摂り続けることも、バランスが崩れるので不調の原因となってしまいます。

特定のお菓子や料理にハマって、そればかり食べている事はありませんか。

晴々は度々あります…

何事もほどほどに。まんべんなくいただきましょう。

陰陽の食材

ざっくり言うと「陰の食材」は、体を冷やすもの。「陽の食材」体を温めるものになります。

陽の春・夏の季節になると、トマトやきゅうりなどの身体を冷やす陰の食材が旬を迎えます。また、陰が増え始める秋から冬は、体を温める陽の食材が旬を迎えます。

これが、旬の食材をいただく事が1番の食養生になるという所以(ゆえん)です。

気力が沸かない…というときは、普段の食事が陰の食材に偏り過ぎて、体が陰に傾いた状態であることが多いです。

 

引用:SEIMS富士薬品

 

なかなか疲れが取れない時には、この表を参考に陰陽のバランスを見てから献立を考えると、体が整っていきますよ。

おすすめの陽の食材は秋が旬の根菜類

秋のおすすめ食材は、蓮根、玉ねぎ、さつまいも、里芋、人参、大根などの根菜類です。

どれも秋に収穫される旬の食材です。

陽の食材である根菜は、夏の暑さで弱った胃腸を整え、身体を温めてくれる効能があります。

根菜といえば、炒め物や煮物や汁物などの身体を温める調理法がメインですよね。

食材に火を通して食べる根菜は、体をポカポカさせてくれます。

けんちん汁や、根菜たっぷりの煮物は体にじんわり沁みる優しい味です。

陰陽の中間の食材は体のバランスを整える

陰陽の中間は「中庸(ちゅうよう)」といい、中庸の食材には穀類、芋類、きのこ類があります。

バランスが良い陰陽平衡の状態である「中庸」を多めにいただくのがポイント。

中庸の食材には、心と体のバランスを上手に保ち、生きるパワーを与えてくれます。

主食の穀物や芋類を6割、肉や魚のタンパク質を1割、野菜を3割で食べてみましょう。

炭水化物抜きダイエットが流行っていますが、お米はとてもパワーのあるエネルギーが大きい中庸の食材です。

特に白米よりも精製していない玄米は、栄養価も高く、体にパワーを与えてくれると言われています。

ダイエット中でも、お米を邪険にせずに、バランス良くいただきましょう。

甘いものが欲しくなったら黒糖を

疲れたら、甘いスイーツが無性に食べたくなりますよね。

もちろん、欲求に応えることは悪い事ではありませんが、甘いものも選び方がポイントです。

普段私たちが食べているケーキやクッキー、チョコレートなどのお菓子にはたくさんの白砂糖が含まれています。

この白砂糖は、体を冷やす陰性の食品。

実は、この「砂糖」は精製の有無や原材料の違いによって陽性と陰性に分類されます。

黒糖と白砂糖は同じサトウキビが原料となりますが、未精製の黒糖「陽性」、精製されている白砂糖「陰性」となります。

同じ甘みならば、黒糖を使ったお菓子を選んでみましょうね。

黒糖まんじゅうや黒糖かりんとう、黒糖蒸しパンもいいですね。黒糖をそのまま少しずつ食べるのもおすすめです。

料理に黒糖を使ってもコクが出て良いでしょう。

黒糖はミネラルやビタミンも補給できます。まだまだ暑い日が続くので、栄養補給にも最適ですね。

fuachaの果茶も「陽」の飲み物です!

fuachaの果茶に含まれるなつめ、ろんがんは「陽の果物」に分類されます♪

また温かい中国茶も、体を温める陽の飲み物です。

夏に陰性の食べ物に偏り過ぎすと、元気とやる気がなくなっていきます。

そんな時、気軽に飲める温かい果茶はおすすめです。

自然の甘みがあるので、疲れた時のお菓子代わりの糖分補給にも最適ですよ。

 

あと数日で暦も9月。少しずつ体を整えて、新しい季節を快適にスタートさせましょう。

ファーナーズの心と体の健康を、fuacha スタッフ一同心から願っています。

次の更新も楽しみにしていてくださいね。

 

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