「秋バテ」はなぜ起こるの?
こんな症状に悩んでませんか?
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カラダがだるい
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疲れが取れない
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やる気が出ない
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頭が痛い
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めまいがする
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食欲がない
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胃がもたれる
もし当てはまるものがあれば、それは秋バテかもしれません。
自然環境とバランスをとりながら健康を保っている私たちのカラダ。
気候が変化すればその変化に合わせてカラダも順応させなければなりません。
暑く湿気の多い夏から、涼しく乾燥した秋へ変わる気候の変化にカラダもついていくがやっと。
朝晩の気温差や気圧の急激な変化は、免疫やホルモンバランスなどに大きく影響するので体調のコントロールが難しくなり、様々なカラダの不調を引き起こします。
秋バテの大きな原因は、自律神経の乱れと冷えです。それによって血の巡りも悪くなってしまい、頭痛や全身の倦怠感にもつながってしまうのです。
実は私も、先週はちょっと本調子じゃない日が続きました・・・(涙)。
秋バテにおすすめ食材
カラダを動かす原動力は食べたものから作られます。
秋バテの食養生のポイントは“旬のもの”をいただくこと。
旬の食材は美味しく栄養が豊富なだけではなく、その季節のトラブルに対応した嬉しい働きがたくさん詰まっています。
葉まで栄養満点な「かぶ」
10月〜12月に旬を迎えるかぶ。
薬膳的な効能としては、カラダに潤いを与える働きや咳を止める働きがあると言われています。
また、消化を助ける働きもあるとされているので、秋バテで弱った胃腸のサポートにも適しています。
かぶの根(白い部分)に含まれる栄養素は、ビタミンC、カリウム、食物繊維など。
さらに葉の部分に含まれる栄養素は、ビタミンA(βーカロテン)、ビタミンC、カルシウムなどで、捨てられがちな葉の部分まで実は栄養満点。
ビタミンAは、老化やがんの要因となる活性酸素から身体を守る働きがあるとされているんです。
また、喉や鼻の粘膜に働きかけ、細菌からカラダを守る作用もあります。
カラダに潤いを与えたいときは、生でサラダや浅漬けにしたり、蒸し料理にするなど火を入れすぎないのがポイント。
胃に優しくスタミナを補う「山芋」
山芋は、薬膳では山薬(さんやく)と呼ばれ、古くから滋養強壮食材とされてきました。
山芋の種類にもよりますが、10月頃から旬を迎えます。
含まれる栄養素は、消化酵素をはじめ、ビタミンB群、カリウム、食物繊維など。
消化酵素であるアミラーゼが豊富に含まれており、その量は大根の3倍!
アミラーゼは消化を助けるだけでなく、栄養の吸収率を上げて新陳代謝を活発にする効果があります。血行不良や冷えなどの症状にお悩みの方はぜひ積極的に摂り入れて欲しい食材。
アミラーゼは熱に弱いので、加熱せずに生のまま摂取すると高い効果が期待できます。
すり下ろして「とろろ」として食べるのがおすすめ。
栄養素たっぷりのスーパーフード「クコの実」
クコの実とは、杏仁豆腐の上にちょこんとのっているあの小さい赤い実のこと。小さな粒ですが、たくさんの栄養素が含まれています。
クコの実も10月頃に旬を迎える果実です。
現在ではスーパーフードとして人気を集めており、「ゴジベリー」という名称で世界中に広まっています。
含まれる栄養素は、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ニコチン酸(ビタミンB3)、カロテノイドの一種ゼアキサンチン、アミノ酸の一種ベタイン、ポリフェノール、カリウム、鉄、マグネシウムなどなど。
クコの実は滋養強壮によいと言われています。
クコの実に含まれる各種ビタミンやミネラルには、効率的に代謝を促しエネルギーを作り出す役割があるので、疲労回復効果やそもそも疲れにくいカラダを作ってくれます。
クコの実には、たくさんのミネラルがバランスよく含まれており、特にカリウム・鉄・マンガン・銅・亜鉛・マグネシウムはドライフルーツの中でもトップクラスの含有量!驚きですね。
fuachaの果茶で疲れを取ろう
先ほど紹介したクコの実が入ったfuachaの果茶を飲んで、夏の間に蓄積した疲労を回復しませんか。
fuachaの果茶には、クコの実と一緒に鉄分が豊富で補血効果が高いなつめと、不眠をサポートしてくれるろんがんがバランスよく入っています。
寝る前に飲めば、カラダもポカポカ温まり質のいい睡眠につながります。
秋バテ対策は、早めに疲れを癒して栄養を摂ることが大切!
ファーナーズのみなさんが自分を大切にして、それぞれの秋を謳歌できることを願っています。
次の更新も楽しみにしていてくださいね。
参考
Kampoful Life「意外と多い“秋バテ”とは?旬の食材で疲労回復しよう!」
わかさの秘密「クコ」