季節の変わり目の眠気を軽くする生活習慣&おすすめケア

季節の変わり目の眠気を軽くする生活習慣&おすすめケア

ファーナーズへ(fuachaファンのみなさん)こんにちは。fuacha広報の紗々です。

朝夕が涼しくなり、日中はまだ少し汗ばむ…。そんな季節の変わり目。

「最近、何だかいつもより眠い」「体がだるくて起きられない」という声を多く耳にします。

実は私自身も、朝早起きの娘を「もう少し寝ていようよ」となだめながら、少しでも朝ゆっくり寝ていたいと願うことがあります。

そんなに疲れることをしているつもりはないのに、眠くて眠くて仕方がない(泣)。きっと同じように感じている方も多いですよね。

この秋特有の眠気には、ちゃんと理由があります。

今日はファーナーズのみなさんに、季節の変わり目にゆらぎやすい体のリズムを知り、生活の工夫でやさしく眠気を整えるポイントをご紹介します!

なぜ季節の変わり目に眠くなるのか

季節が移り変わる頃は、私たちの体も環境に合わせて調整を始めるため、自律神経やホルモンバランスが揺らぎやすく、ちょっとした不調や眠気を感じやすくなります。

朝晩と日中の寒暖差や気圧の変化、日照時間の短縮など、いくつもの小さなストレスが積み重なって体が疲れやすくなるのです。

とくに秋は日が短くなることで「眠りのスイッチ」といわれるホルモン、メラトニンの分泌が夏よりも早まり、暗くなると脳がメラトニンを出し始めるため体は自然に眠りモードに切り替わりやすくなります。

その結果、夜更かししづらかったり、昼間に眠気やだるさを感じたりすることがあるのです。

メラトニンは食事から摂ったトリプトファンというアミノ酸から作られ、トリプトファン→(日光で)セロトニン→(暗くなると)メラトニンという流れで合成されます。

だからこそ、秋は卵・チーズ・牛乳などの乳製品、アーモンドやクルミなどのナッツ、サケやマグロなどの魚、大豆製品やバナナなど、トリプトファンを多く含む食品を意識的に摂るのがおすすめです。

さらにビタミンB6やマグネシウムを含むほうれん草、アボカド、かぼちゃの種などを一緒に摂るとメラトニンの合成を助けてくれます。

無理に夜更かしでリズムを変えようとせず、自然の流れに身を任せて、眠いときには素直に休むことが、かえって翌日の元気につながります。

▶︎関連記事:秋になると眠い…女性の体に起こる変化と快眠のための工夫

中医学から見た「秋」と睡眠

中医学(中国の伝統医学)では、秋は「肺(はい)」が主役となる季節とされています。

肺は呼吸だけでなく、皮膚や免疫、精神の安定にも関係が深い臓器。

空気が乾燥してくる季節の変わり目は、呼吸器が敏感になり、ちょっとした咳や鼻づまりが睡眠を妨げることもあります。

日照時間が短くなることで気分が沈みやすくなるのも、この季節ならでは。

深い呼吸を意識し、梨・白きくらげ・豆乳など肺を潤す食材を取り入れることで、呼吸が楽になり、自然と睡眠の質も向上しやすくなります。

朝目覚めたときに「まだ眠いな」と感じたら、深呼吸をしたり、梨や豆乳などの食材を朝食に取り入れて、体の内側からそっと整えてあげるのもおすすめです。

季節の変わり目にオススメの生活習慣

・寝る前に深くゆっくりと鼻呼吸を意識する
・加湿器などで湿度を保ち、喉の乾燥や咳を防ぐ
・朝日を浴びて体内時計をリセット
・活動を詰め込みすぎず、「静けさ」を大切にした生活を意識する
・トリプトファンやビタミンB6・マグネシウムを含む食材を積極的に摂る

こうした小さな積み重ねが、季節の変わり目にありがちな「朝起きてもまだ眠い」という日を減らし、体のバランスを整えてくれます。

fuachaの薬膳茶で、やさしく整えるひとときを

「生活習慣に気をつけても、まだ眠い・だるさが残る…」というときは、飲みものから取り入れるケアもおすすめです。

fuachaの果茶は、なつめ・クコの実・ろんがんをブレンドした薬膳茶。

なつめは「血を補い心を落ち着ける」、クコの実は「目の疲れや美容に」、ろんがんは「気持ちをやわらげる」とされ、中医学の知恵がぎゅっと詰まっています。

温かい果茶は、乾燥しやすい秋の呼吸器をやさしく潤し、ホッと一息つく時間を与えてくれます。

忙しい毎日のなかで、眠いときには無理せず休み、季節の変わり目の流れに寄り添うお茶時間を持つことが、結果として眠気や疲れを軽くし、心と体を整えるサポートになりますよ。

ファーナーズのみなさんが、今年の秋も心地よく過ごせますように。