肝の不調・血の不足は目にあらわれる!?セルフケアで疲れ目を改善しましょ
ファーナーズ(fuachaファン)のみなさん、こんにちは。fuacha広報の晴々(セイセイ)です。
なんだか目がゴロゴロ、かすむ、充血する…などの目のトラブルは日常で起こりやすいですよね。
ファーナーズのみなさんは、目のお悩みがありますか?
私は日頃コンタクトをしていますが、夕方になると目が乾燥してしまい、なかなかコンタクトが外れないことがあります。また、目がぼやっと霞むことも。
常に私たちが使い続けている目。現代では、スマートフォンやパソコンの普及で、近いものを集中して見続けることが多くなりました。時間ができると私は、ついついスマホチェックをしてしまいます。
目の調子がずっと良くないな、お薬を使っているのになかなか治りにくいな…と思ってた原因が、もしかしたら肝の不調・血の不足もしれません。
今回、中医学での目に現れる症状と、簡単な改善方法をご紹介します♪
中医学からみた症状別・目のトラブル
目やにが出る
目やには通常、健康な人でも出るものです。しかし、朝に目やにが張りついてしまい目が開けられなくなってしまったときや、目が黄色くなったときには、ウイルスや細菌感染の疑いがあります。
その時は、眼科で診てもらいましょう。
しかし、そこまでではないけど、前よりも目やにが出やすい、量が増えたときは、中医学でいう「痰湿(たんしつ)」という状態かもしれません。
痰湿とは、不要物を体内に溜め込む状態のこと。甘いものや油こいもの、味付けの濃いものなのを食べ過ぎていると痰湿の状態になってしまいます!
目にあらわれる痰湿のサインを受けとって、和食を中心とした食事に変えてみて下さいね♪
目の疲れ
目は、肝に蓄えられる血(けつ)により栄養とエネルギーが供給されて、目で私たちはものを見ることができると中医学では考えられています。
目を酷使してしまうと、血を消耗しすぎてしまい、その結果、肝が栄養不足で弱っていく…という感じです。
目と肝は、経絡(エネルギーである気の通り道)でつながっているので、気の流れが滞ることで目が凝り固まったような目の痛みが生じるのです。
目の充血
目の充血は、目を酷使するとなりやすいです。目を使いすぎているなと感じている場合は、目に潤いを与えてゆっくり休ませてあげるのが良いでしょう。
また、目が充血してかゆい場合は細菌感染している場合もあるので、その時は眼科に行ってくださいね。
しかし、目を酷使していないのになぜか充血している場合は、ストレスが原因かも。
イライラや怒りが続くと、中医学では、肝に熱がこもると考えられているんです!肝に熱がこもることで、血管が拡張して目が充血してしまうのです。
そんな時には、ストレスをリフレッシュするのが一番の近道。
忙しい毎日ですが、ハーブティを飲んだり、朝のフレッシュな空気のなか散歩をしたり、ストレッチするなど体の緊張をほぐしてあげましょうね♪
目に効果絶大◎fuachaの菊花茶とクコの実のブレンドで目を元気に!
目は毎日酷使しているのに、なかなか労ってあげていない体の部位ですよね。
自分の目に「いつもお疲れ様!」の意味を込めて、fuachaの菊花茶と果茶のクコの実を使って、簡単にオリジナルの目に効くブレンド茶を作ってみましょう。
菊花茶の効能とは?
胃や肝臓スッキリさせたい時に中国で日常的に飲まれている菊花茶。菊にはベータカロテンが豊富に含まれています。
ベータカロテンが体内でビタミンAに変換されると、夜盲症・ドライアイの予防効果が期待できます。視力を改善し、視力低下を防ぐことができます。
また、抗炎症作用もあるので、角膜炎、結膜炎などの目の炎症にも効果があるんです!
果茶のクコの実の効能とは?
中国漢方では「女の三宝」と呼ばれる楊貴妃も愛した、なつめ、クコの実、ろんがん。これらは、女性の体の気と血流を良くしてくれます。
さて、クコの実といえばなにを思い浮かべるでしょうか?
白い杏仁豆腐の上に、赤くて小さいクコの実が有名ですよね。このクコの実、実はデザートの単なる飾りではありません。
ビタミンA・B群・C・Eが豊富に含まれているのです。またカロテノイドの一種ゼアキサンチンも含まれています。
ゼアキサンチンには、抗酸化作用により目の機能を維持する効果を持つことが報告されています。
また、睡眠の質を改善する効果や一時的な精神ストレスを緩和する効果もあるんですよ。
また、現代人に必須のスマホやパソコンからはブルーライトが出ていることが知られていますが、ゼアキサンチンには、光(ブルーライトなど)の刺激から眼を保護する効果も!
ファーナーズの目の健康をサポートをしてくれますね。
fuachaの菊花茶とクコの実をブレンドしてオリジナル目の養生茶を作ってみましょう
養生茶の作り方は簡単!手順を説明しますね。
・あらかじめコップをあたためておきましょう。お湯は、沸騰直後のものを使ってくださいね。
・菊花茶2杯分(お試し用の菊花茶1パック)と果茶のクコの実だけ取りだし、ポットに一緒に入れましょう。90℃ほどのお湯を注ぎ、1分ほどしたら飲み頃です♪
果茶の残ったなつめ・ろんがんは、ドライフルーツとしていただきましょう。
実は、肝や血のめぐりと重要な関係をもつ、私たちの目。
一見関係ないと思うことでも、実は重要な働きをしたり、密接に関わってくるのですね。私たちの体は神秘に満ちていますね。
ファーナーズとファーナーズの大切な人たちへ、最近目に不調を感じている人がいたら、アドバイスしてあげてみて下さいね。
健やかな体つくりと、緩やかな健康維持で、より輝いた日常を送れるようにfuachaスタッフ一同、応援しています。
【参考文献】
・ナツメ社 ミドリ薬品漢方堂の毎日漢方、体と心をいたわる365のコツ 櫻井大典 著