もうすぐ季節の変わり目…今から始めたい“夏疲れリセット”の養生習慣

ファーナーズへ(fuachaファンのみなさん)こんにちは。fuacha広報の晴々(せいせい)です。
もうすぐ子どもたちの夏休みも終わり。
海や山、花火やお祭り…この夏は、きっと特別な思い出が増えたことでしょう。
少しずつ暑さがやわらぎ、夕暮れの空も早めに色づくようになりました。
楽しい毎日を送りながらも、その裏で少しずつ疲れが積み重なっているかもしれません。
季節の変わり目こそ、やさしく整える養生習慣を始めましょう。
黄帝内経に学ぶ、秋の養生法
中国の漢方の古典『黄帝内経(こうていだいけい)』は、2000年以上前にまとめられた東洋医学の大切な教科書です。
その中で、秋の3か月は「容平(ようへい)」と呼ばれ、自然も人も、心やからだを落ち着けて形を整える季節だとされています。
夏のあいだ外に向かっていたエネルギーを、少しずつ内側へとしまい、冬に向けてじっくり蓄えます。
秋は、「ためる」ことと「静かに過ごす」ことが大切になる時期なんです。
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秋は「早寝早起き」と「心の安らぎ」を
『黄帝内経』に伝わる秋の過ごし方
中国最古の医学書『黄帝内経』には、秋の養生法として、
「鶏の寝起きのように早く寝て、早く起きること」
「心を安らかにし、くよくよしないこと」
がすすめられています。
自然のリズムに合わせて体を整える
秋は日照時間が短くなり、夜が長くなります。
この変化に合わせ、早めにからだを休めることが免疫力を保つポイントです。
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秋は「肺」をいたわる季節
東洋医学では、秋は「肺」と深くつながる季節です。
肺は呼吸だけでなく、肌や免疫の健康にも関わっています。
乾燥や冷えに弱い臓器なので、秋の空気は肺に負担をかけがちなんです。
秋の乾燥は「燥邪(そうじゃ)」と呼ばれ、のど・鼻・肌から水分を奪います。
さらに、夏に冷房や冷たい飲み物で冷えたからだは、その影響が秋に表れやすくなります。
古典『黄帝内経』にも「秋に肺を冷やすと、冬に胃腸の不調を招く」と記されています。
肺が冷えると全身のエネルギー(気)が不足し、胃腸の働きも弱まってしまうのです。
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夏疲れを持ち越さないために
fuachaが秋におすすめしたい、楽ちん養生習慣をご紹介します♪
1.冷えから身を守る
朝晩の気温差が大きくなるので、首・手首・足首を温める服装をしましょう。
体温を保つことは肺の守りにもつながります。
2.潤いを与える食材をとる
秋の乾燥対策は、「肺」「からだ」「肌」を内側からうるおすことが大切です。
おすすめは、れんこん、梨、白きくらげ、はちみつなどの「白い食材」。
ヨーグルトにはちみつを加えたり、今が旬の梨をおやつや食後のデザートに積極的に食べて、潤いをチャージしましょう。
さらに、鶏肉や芋類、きのこ類などの「補気」食材も一緒にとれば、うるおいと元気を同時に補えて、秋の乾きに負けないからだ作りができますね。
また、fuachaの果茶もからだに潤いを与えるのにぴったりです。
3.深呼吸で気を巡らせる
心を落ち着けて、秋の澄んだ空気を吸い込み、ゆっくり息を吐いてみましょう。
深呼吸だけでも良いですし、呼吸を整えるストレッチやヨガもおすすめです。
これだけでも肺の働きが整い、心も落ち着きます。
4.早寝早起きのリズムをつくる
夜は早めに休み、朝の光を浴びましょう。
夏休みの間、朝起きるのが遅くなったり、夜更かしをしていたかもしれません。
自然のサイクルに合わせることで、季節の変わり目の不調予防になります。
秋の養生にもfuachaの果茶を
乾燥しやすい秋は、からだの内側から「潤い」を補うことが大切。
fuachaの果茶は、なつめ・クコの実・ろんがんがたっぷり入った優しい薬膳茶。
優しい甘みとともに潤いを届けてくれます。
なつめは気血を補い、クコの実は目や肌の潤いを守り、ろんがんは疲れた心をほぐします。
お湯を注ぐだけで、簡単に本格薬膳茶をお楽しみいただけます。
また、fuachaの果茶は個包装だから持ち運びにも便利。
自宅はもちろん、オフィスでもリラックスタイムに手軽にお楽しみいただけます。
忙しい日々の合間に、果茶でほっとひと息。
秋のからだをやさしくいたわりましょう。
次回もお楽しみに。
◻︎参考文献
・四国医療専門学校「秋の体の不調は乾燥にあった!?東洋医学の原点から見た秋の不調の予防と改善について」