【二十四節気】生命が動き出す「啓蟄(けいちつ)」。心と体のバランスを整えよう

ファーナーズのみなさん(fuachaファンのみなさん)こんにちは。fuacha広報の晴々(せいせい)です。
3月になり、春の気配が感じられるようになりましたね。
日本ではこの時期、卒業式や合格発表があったりと、別れと新しい始まりの季節。
来年度に向けて、ワクワクとした気持ちや少しの緊張が混ざる時期でもあります。
ファーナーズのみなさんも、春の訪れとともにこれから新しいことが始まっているのでしょうか。
新しい生活が素敵なものになりますように、より心と体を健康にして過ごしたいですね。
実は、本日3月5日は、24節気のひとつ「啓蟄(けいちつ)」にあたる節目の日です。
季節の節目でもある啓蟄について理解して、心のバランスを整えて行きましょう。
「啓蟄(けいちつ)」とは?
啓蟄(けいちつ)とは、中国古来の暦に基づく24節気という季節の節目です。
冬眠していた虫たちが目を覚まし、「春の訪れ」を感じさせる時期です。
毎年3月5日ごろに始まり、この頃になると、寒さが和らぎ、日差しが強くなり、自然界では動植物が春に向けて動き出す姿が見られます。
「啓蟄(けいちつ)」の漢字は、普段見慣れない漢字ですが、次のような意味です。
啓(けい):開く、始まる、目を覚ます
蟄(ちつ):虫が冬眠している状態
つまり、「啓蟄」は「冬眠していた虫が目を覚まし、活動を始める」ことを意味します。
今日は、暦の上でも自然が新たな生命を迎える準備を整える日です。
なにかと新しい刺激が多い春の季節は、いつもより疲れも溜まりがちです。
自分の心が折れないようにしっかりと整えていきましょう。
「春」の心と体のバランスを整える
予定は詰め過ぎずに余裕をもって
春は、自然が変化し始める季節で、行事でも何かと予定が増えることが多いですよね。
心も落ち着かずにざわざわとしてる人もいるかもしれません。
忙しくなると、ひとつひとつの予定をこなすことに追われて、心に余裕がなくなってしまうことがあります。
そんな時は、少し意識的に、絶対に必要ではない予定を減らしてみましょう。
時間に余裕を持つことが、心の余裕にもつながりますよ。
無理をせず、自分のペースで過ごすことが大切です。
おひとりさまタイムをつくる
「おひとりさまタイム」は、自分の心をリセットし、バランスを整える大切なひとときです。
家族や友人と過ごす時間ももちろん大切ですが、他人のパワーを吸収しやすい人は、知らず知らずのうちに疲れてしまうことがありますよね。
そんなとき、誰にも気を使わず、好きなことをして過ごす時間を持つことで、心に安らぎを感じることができます。
例えば、静かなカフェで1人の時間を楽しみながら読書をしたり、公園を散歩して春の香りを感じたり、好きなアーティストの音楽を聴いてリラックスしたり。
ゆっくり過ごすことで、日々の忙しさから解放され、心に余裕を与えてくれます。
また、たまには何もせずにただぼーっとする時間を持つことも、自分をリフレッシュさせる大切な瞬間です。
自分自身を大切にするひとときを作ることで、心のバランスを保ち、次の日からまた前向きに過ごすためのエネルギーを充電できます。
マインドフルネス瞑想でリラックス
マインドフルネス瞑想は「今この瞬間」に意識を集中する瞑想です。
目の前のことに心を向けることで、心が落ち着いてリラックスできるようになります。
やり方はとてもシンプルです。
1.静かな空間で座る
座って、背筋を伸ばし、リラックスしましょう。目を閉じても閉じなくても大丈夫です。
2.呼吸に意識して集中する
ゆっくり深呼吸をして、息を吸ったり吐いたりする感覚を感じます。「息を吸って、息を吐く」ことに意識を集中します。
3.思ったことに気づく
いろいろな考えが浮かんでくるかもしれません。ただ「今、考えが浮かんだな」と気づきます。そして、また呼吸に意識を戻します。
4.無理せずに瞑想する
もし心がさまよっても、自分を責めないでください。優しく「戻す」ことが大切です。
初心者でも、少しの時間から始められるので、毎日数分でもやってみると、少しずつ効果を感じられるかもしれません。
自分のペースで続けてみてくださいね。
春の「肝」はエネルギーが活発に
春は自然界では新しい生命の息吹が吹き返す季節ですが、実は、中医学でも「肝」のエネルギーが活発になる時期とされています。
肝は、体内のエネルギーの流れを調整し、血液の貯蔵や解毒、そして目や筋肉、感情のコントロールにも深く関わっています。
しかし、春の陽気により、「肝」の気が高ぶりすぎることがあります。
この時期は「肝」のバランスを充分に整えることが大切です。
◇肝を落ち着ける方法◇
- 深呼吸や瞑想をしてリラックス
- 規則正しい生活
- 暴飲暴食を避け一汁三菜の和食を心がける
- 軽い運動
春は「肝」も活発になりがちだということを心に留めて、リラックスを心がけて過ごしましょう。
fuachaの「菊花茶」で肝のバランスを整える
菊花茶は中医学で「肝をしずめる」と言われる飲み物です。
「肝」の活発になり過ぎたエネルギーを菊花で穏やかにし、過剰に高ぶった気を落ち着けましょう。
さらに、菊花は目の疲れを癒す効果もあるため、花粉症状で目の不調のある今の時期にもぴったりです。
菊花茶を飲むことで、肝の気を穏やかにして快適に過ごせますね。
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春は、別れと出会いの季節。
心と体のバランスを、今の時期はいつもよりも念入りに整えて、春を満喫していきましょう。
ファーナーズに、わくわくする新しい出会いがありますよう願っています。
次回も楽しみにしてくださいね。
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