二十四節気のひとつ啓蟄(けいちつ)とは?
ファーナーズへ(fuachaファンのみなさん)
こんにちは。fuacha広報の紗々(しゃーしゃ)です。
春の季語としても使われる「啓蟄(けいちつ)」。2024年の啓蟄は3月5日〜3月19日です。
今日はファーナーズのみなさんへ、啓蟄の頃に現れやすい体調不良や気をつけることをお伝えします!
啓蟄(けいちつ)とは?
日本には、季節の移り変わりを細かく表す指標があります。それは二十四節気(にじゅうしせっき)と呼ばれる古代中国で作られた暦です。
春分や秋分・夏至・冬至などなど、1年を24の季節(節気)に分けて、四季よりももっと細かく季節の小さな変化を表し、約15日間ごとに区分されています。
3月5日〜3月19日は、啓蟄(けいちつ)と呼ばれる季節。
連日の厳しい冷え込みが少しずつ和らいで、だんだんと暖かくなってくるのが「啓蟄」の頃です。
「蟄」とは、虫が土の中に籠ることを言い、「啓」は、戸を開くという意味を表し、つまり虫たちが地面に出てくるという意味なんだとか。
啓蟄に現れやすい体調不良
季節の変わり目である啓蟄は体調が崩れやすい時期。この時期に気をつけたいことを見ていきましょう。
寒の戻りから起こる体の不調
啓蟄は、ひと雨降るごとに暖かくなる時期と言われていますが、まだまだ朝晩の寒暖差が激しく、体はその変化に慣れません。
そして春は、「春一番」という言葉があるように、強い風がよく吹きます。中医学(中国の伝統医学)では、この風が体調を崩す大きな要因になると考えます。
体温調整のために自律神経が過剰に働き、疲労が溜まる「寒暖差疲労」になりやすくなるので、冷たい飲み物や体を冷やす食材を摂りすぎないように注意しましょう。
免疫力をアップさせることも大切です。
環境の変化で起こるメンタルの乱れ
春は環境の変化でもストレスを感じ、心の調子が乱れやすい時期。
昇進・異動・復職など社会的環境の変化も多く、不安や緊張を感じるファーナーズも多いのでは?
ストレスフルな毎日で、自律神経のバランスが崩れて「寝付きが悪い」「体がだるい」「気分が上がらない」など、色々なストレス反応が現れてきます。
こんな不調を感じたら、いつもより30分早く寝る、ぼーっとする時間をとる、湯船に使って温まるなど、多めに休息をとる意識をしてみてください。
ストレス解消には深呼吸も効果的ですよ。
花粉や気温差による肌トラブル
啓蟄は、肌トラブルも起こりやすくなります。
冬の間に体内に溜まった老廃物が体の外へ出てこようとするため、肌荒れを起こしたり、花粉症による痒みや湿疹などに悩まされることも。
肌は体の1番外側にあるので、花粉や寒暖差などの影響をダイレクトに受けてしまいます。
スキンケアを見直したくなりますが、肌を整えるために優先したいのは睡眠時間の確保。
睡眠をしっかり取って、体の疲れをリセットすることが大切です。
平日と休日の就寝・起床時間があまりかけ離れないように気をつけて、上手に睡眠時間をキープしてくださいね。
啓蟄の養生ポイントは「肝」の働きを助けること
中医学では、自然界に存在するもすべてを「陰」と「陽」に分類する考え方があります。
冬の間に優勢だった「陰」が少しずつ減り、「陽」が一気に溢れてくるのも啓蟄の頃。
「陽」が満ちてくることで、身体の中でも新陳代謝が活発になり、エネルギー消費量も増加します。春はアンバランスが生じやすく、「肝」に影響が出やすい時期なんです。
中医学でいう「肝」は、本来の肝臓の働きのほかに、自律神経や目や筋肉、感情や情緒のコントロールなど、システム的な部分のところまでを意味します。
「肝」の機能が低下するとどうしても「気」と「血」のめぐりが悪くなります。
「肝」のたっぷり貯蔵されてるはずの「血」が不足することで、精神的に安定せずイライラや不眠、気持ちの揺らぎが生じやすくなるなんてことも…。
私もここ最近、重だるい疲労感を感じる日も出てきました。
fuachaの果茶でめぐりをよくしよう!
そんな時に手にとって欲しいのが、fuachaの果茶。
fuachaの果茶は、体や心のゆらぎが気になる方に優しい効能がたっぷりなんです。
薬膳では、温めて気と血流のめぐりをよくすることが心身の揺らぎを整えると考えられています。
なつめ・クコの実・ろんがんという3つの果実が入っていて、これらはどれもめぐりをサポートする「薬食同源」の食材。
「薬食同源」とは、食べることは薬を飲むくらい大切なことという意味の薬膳では基本の考え方で、自分の体の調子に合わせた食材を摂って健康を維持することをいいます。
果茶を1袋カップに入れてお湯を注いで5分待てば、暖かくて優しい果茶の出来上がり。
果茶を飲んで、1日の中にホッとできる時間を作ってみてくださいね。
ファーナーズのみなさんが、気持ちのいい春を迎えられますようにと願っています。
次の更新も楽しみにしていてくださいね。