冬の体調不良。それ「寒暖差疲労」かも?
寒暖差疲労とは、寒暖差が激しいことで自律神経が乱れて体に疲労や不調が生じることを言います。
人によって症状は異なりますが、以下のような不調が起こりやすくなります。
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頭痛
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全身の倦怠感
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イライラ
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不安症状
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アレルギー症状
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冷え
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むくみ
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肩こり
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首こり
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腰痛
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めまい
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胃腸障害
どんなときに寒暖差疲労は出やすい?
気温の寒暖差が大きいと、その気温差に対応しようと体の機能を調節する自律神経が過剰に働きます。
それによって、必要以上にエネルギーを消費してしまうことで引き起こされるのが寒暖差疲労です。
前日との気温差や、1日の最高気温と最低気温の差が7度以上あるときに起こりやすくなると言われています。
自律神経の乱れを中医学や薬膳で考えると
自律神経とは、自分の意思と関係なく24時間体の機能をコントロールしている神経のこと。
昼や活動時に活発になる交感神経と夜や安静時に活発になる低交感神経があります。
中医学(中国の伝統医学)では、主に五臓の「腎」や「心(しん)」の働きの低下が自律神経の乱れによる様々な症状をもたらすと考えます。
中医学でいう「腎」は、西洋医学でいう「腎臓」としての機能も含みますが、その他にも成長・発育・生殖など生命力の元と考えられています。
また、「心」も西洋医学でいう「心臓」と全く同じ意味ではなく、意識や精神活動の働きをすると捉えられています。
薬膳の考えでは、鬱滞(うったい・血流などが体の中に停滞した状態)している気を巡らせ、不足している血気を補うことで、交感神経と副交感神経のバランスを調整します。
12月を元気に過ごすコツ
もうすぐ新年。体調を崩しやすい12月を元気に乗り切る秘訣を見ていきましょう。
毎日湯船に浸かる
入浴は、体に蓄積された老廃物や疲労物質と取り除いてくれます。
その他にも、血液やリンパの流れを改善してくれたり、筋肉や関節をリラックスさせる効果も得られます。
お湯の温度は38度〜40度程度とぬるめに設定すると◎。肩までしっかりお湯に浸かり、10分以上入浴することがおすすめです。
簡単な運動で体に程よく負荷を
移動や家事など、毎日の生活の中で何気なくやっている動作に軽い負荷をかけてみましょう。
エレベーターを使わず階段を使う、近距離は自転車や徒歩で移動するなど、少しきついと感じる動作を日常に取り入れるだけで冷えの改善にも繋がります。
身体を冷やさない食事をとる
温かい飲み物を摂り入れる習慣をつけましょう。
お茶やスープなどの温かい飲み物を積極的に飲んで、体の内側からポカポカ温めることがポイント。
また、生姜をはじめとする薬味や、かぼちゃやにんじんなどの根菜類、さつまいも、里芋などの芋類も体を温める作用があると言われているので、積極的に食べてみましょう。
fuachaの薬膳茶を寒い時期のおともに…
冷えに対してのアプローチとしてお茶を飲むのはもちろん、お茶で身体が温まることによって寒さでふさぎ込んでいた気持ちが前向きになることも!
気分転換にもなり、冬の身体に嬉しい効能があるfuachaの薬膳茶を紹介します。
fuacha 果茶
fuachaの「果茶」は、なつめ・クコの実・ろんがんという3つの果実が入っており、中国では「巡りをサポートする3宝」と言われています。
特に女性の冷え対策として、食卓にも上る食材で、中医学では生薬としても使われているんです!
お湯を注ぐだけで手軽に飲んでいただけるのでほっと一息つきたい時にぴったり。
私も、ちょっと心身の疲れを感じたり、「ここで風邪を引いていられない!」というときは、fuachaの果茶を飲んで元気を補充していますよ。
なんとなく疲れやすくなったと感じるファーナーズにもおすすめ!1日の終わりにデザートのような感覚で飲んでみるのもいかがですか?
fuacha 金木犀花茶
金木犀は、薬膳では「桂花(けいか)」と呼ばれ、身体を温め寒さを追い出す力があると言われています。
生理痛の緩和や冷えの改善も期待できて、女性の強い味方なんです!
さらに金木犀には、冬の乾燥から喉を守り、せきを止めてくれる効能があると言われています。
金木犀の甘くて懐かしい香りも癒されますよね。
fuachaの金木犀花茶は、金木犀の花のみを使っていて茶葉を一切使っていないのでノンカフェイン。
時間を気にせずいつ飲んでもいいという点も嬉しいポイント。
ファーナーズのみなさんが、fuachaの果茶や金木犀花茶を飲んで、元気に新年を迎えられることを願っています。
次の更新も楽しみにしていてくださいね。
参考
ちくさ病院「寒暖差疲労が引き起こす冬の体調不良とは?」