【2025年最新】残暑バテに負けないカンタン食事術

【2025年最新】残暑バテに負けないカンタン食事術

ファーナーズへ(fuachaファンのみなさん)こんにちは。fuacha広報の晴々(せいせい)です。

夏から秋へと移るこの季節、からだも心も少し揺らぎやすくなります。

なんとなくだるい、食欲がない…そんな「秋バテ」を感じていませんか?

秋を元気に過ごすためには、夏の疲れをやさしくリセットし、変化にしなやかに寄り添えるからだづくりがとても大切。

季節の流れに合わせて整えることで、残暑バテに負けず、心地よい秋の日々を迎えていきましょう。

残暑バテってどんな不調?

秋に続く「残暑バテ」

「夏バテは乗り切ったと思っていたのに、9月に入ってから急に疲れやすい」…そんな声をよく耳にします。

実はそれが残暑バテなんです。

残暑の蒸し暑さや冷房の影響、そして季節の変わり目の気温差によって、からだは想像以上に疲れをため込んでいます。

また、子どもたちの夏休みが終わって、「やっと一段落…」とほっとした瞬間、気が抜けてやる気が出なくなることも。

夏休み中は、お弁当作りや送迎、3食作って、一緒に遊びながら普段の家事をこなす。

自分のことは後回し…気づけばフル回転の毎日…そんなファーナーズも多かったかもしれません。

9月に気が抜けるのは決して弱さではなく、張りつめていた緊張が解けて、からだが休みたいと教えてくれているサイン。

どうか、自分を責めずに「よく頑張ったな」とねぎらってあげてください。

▶︎関連記事:夏の疲れ対策で差がつく!30代・40代女性の元気を守る暮らし方

漢方でみる「残暑バテ」

漢方の視点では、夏は湿気によって胃腸が弱りやすく、エネルギーを作り出す力が落ちがち。

そして、そのまま秋を迎えると、食欲不振や倦怠感、便秘や肌荒れといった不調につながります。

秋は空気が乾きやすく、気温も下がる季節。

中医学では、乾燥の影響で「肺」が疲れやすいと考えられています。

残暑バテを防ぐカギは、食事を通して「胃腸をいたわること」と「からだに潤いを与えること」。

無理のない工夫で、毎日の食卓を整えていきましょう。

残暑バテを防ぐ食事のポイント

胃腸をやさしくケアする食事を

残暑バテのときは、冷たい飲み物や脂っこい料理はできるだけ控えめに。

弱った胃腸にはやさしい温かい食事がお勧めです。

たとえば、おかゆや雑炊、煮込み料理など。 

消化によい食材を温かく調理することで、からだに負担をかけずエネルギーを補えます。

私も昨年の残暑のころ、どうしても食欲が出ず「冷たい麺ばかり食べていたら余計に疲れてしまった」ことがありました。

そこで具沢山のお味噌汁を朝ごはんに食べる習慣にすると、からだのだるさが軽くなったのを覚えています。

やっぱり食事の力は大きいですね。

潤いを与える秋の旬食材を

秋は乾燥が始まる季節。

潤い不足は残暑バテを悪化させる原因になります。

秋の旬の食材である、梨、れんこん、ぶどう、白きくらげ、はちみつなどは、漢方では「潤いを補う食材」とされ、からだをやさしく潤してくれます。

たとえば、梨をすりおろしてはちみつを加えれば、のどの乾燥を癒すデザートに。

れんこんはスープにするとほっこりやさしい味わいで、乾燥対策にもぴったりです。

残暑バテ対策 あたたか養生レシピ

旬の食材を使ったレシピで養生しましょう。

無理なく続けられることが、残暑バテを防ぐコツです。

1. 秋野菜と生姜の具沢山炊き込みご飯

旬の野菜と生姜のポカポカ効果で、乾燥しやすい秋の体をやさしくケアします。

2. さつまいもとかぼちゃのほっこり煮

秋の甘みを存分に味わえる一皿。

甘みにはちみつを使えば、より薬膳的に。消化を助け、エネルギー補給もしてくれます。冷めてもおいしい常備菜です。

3. れんこんときのこのクリームスープ

れんこんは肺をうるおし、きのこは免疫サポートに。シンプルに素材の旨みを引き出します。

4. 根菜と鶏肉の筑前煮

旬の根菜をたっぷり使って、疲労回復に役立つ鶏肉を合わせます。生姜を効かせて、こっくりした味わいでご飯も進みます。

fuachaの果茶で、残暑をやさしく乗り切る

食事でからだを整えるのに加えて、日常に小さなリラックス時間を持つことも大切ですよね。

そんなときにおすすめなのが、fuachaの果茶

果茶に含まれる「なつめ・クコの実・ろんがん」は、やさしい甘みで疲れを癒し、弱った胃腸をふんわり支えてくれます。

中医学では、なつめは「気と血を補い、心を落ち着ける」とされ、疲労や食欲不振にやさしく寄り添います。

クコの実は「肝腎を養い、血を補う」働きがあり、目の疲れや乾燥による不調におすすめです。

ろんがんは「心脾を補い、血を養う」ことで、不眠や不安を和らげ、気力を支えてくれると考えられています。

どれも潤いを与える力を持ち、夏の疲れや乾燥しやすい秋のからだをやさしく包み込んでくれる食材です。

秋にくる残暑バテを、食事とともに果茶のやさしさで癒してみませんか?

健やかに、秋の季節を楽しんでいきましょう。

◻︎参考文献

  • 世界保健機関(WHO)「WHO Monographs on Selected Medicinal Plants」Volume 1–4.
  • 厚生労働省「e-ヘルスネット:栄養・食生活」