果茶について

なつめ、クコの実、ろんがん、血巡りを良くする女の三宝と言われて、中国では一般的に食卓に上る食材。特に女性の冷え対策として食されることが多いです。

日本でも漢方は体にいいから取り入れたい、でもどうしたらいいか分からない方が多いと思います。そんな方のために、fuachaの果茶は、1回ずつの小袋を作りました。そのままドライフルーツとして食べてもよし、お茶にしてもよし、お粥・スープ・鍋に入れてもよし、ワインやウィスキーにも合うので、お酒のつまみにもなります。

fuachaの果茶はここが違う

1. 薬食同源の素材を使う

中国では、食品は食用と漢方薬用の2種類の基準があります。「薬食同源」の認定を受けているものは食品だけではなく、薬としても使える品種。果茶の３種類の果実、いずれも薬食同源の食材です。

2. 「国家地理標識保護産地」認定の原産地食材を使用

なつめは原産地　和田産、ろんがんは原産地　高州産、クコの実は原産地　中寧産を使用しています。いずれも原産地の食材です。

3. 製法のこだわり

なつめは種を除き、カットして、均一の大きさだけを選定。程よく乾燥させました。そのままでも食べやすく、お湯を淹れると、赤い輪っかがお花のようで可愛いです。

クコの実は、2回の選定を通して、大きさと色が揃うものを選びます。お湯を淹れると、甘味とほんのりした酸味がバランスよい味を出します。

ろんがんは、乾燥した後に種を除きます。新鮮なうちにパックしているため、色はきれいな黄金色。肉厚の食感と甘味が特徴です。

4. 独自配分のこだわり

なつめ、クコの実、ろんがん、どれも血巡りをよくするもので、果茶はお茶として美味しく飲んでもらうため、３つの果実のバランスにこだわりました。なつめは、15～20切れ、クコの実約15～20個、ろんがん５個。甘さ、酸味、香りがちょうどよいバランスになります。

5. 厚めの遮光袋で光と湿気を防ぎ、鮮度長持ち

なつめ、クコの実、ろんがん、いずれもドライ果実です。湿気によって触感や味が変わります。厚めの遮光袋に入れて、光と湿気を遮断して、ドライ果実の風味と食感を長く保ちます。

「なつめ」について

楊貴妃も好んで食べたというなつめ。中国では、「1日3個のなつめを食べれば歳をとっても老いが現れない」という諺があるほど健康に欠かせない食材です。漢方では、なつめには特に女性によい様々な効果があると言われています。冬に体が冷えると感じる時、なつめ入りのスープを飲む。生理痛に悩まされる時、なつめと黒糖のお茶を飲む。出産して体を回復させていく時、なつめ入りのお粥を食べる。中国では女性が体を温め、血巡りを良くする代表格の食材がなつめ。

漢方の生薬としてもなつめはよく使われます。乾燥なつめ100gあたり1.5gもの鉄分を含むほど、漢方では、“補血”＝貧血防止の効果があります。また、赤い皮は血巡りを良くして、体を温める効果があると言われています。日本でも、風邪薬の葛根湯に配合されるほど漢方生薬として定評があります。なつめにはパントテン酸が含まれおり、ストレスをやわらげ、精神を安定させ、イライラや不眠を解消する効果があると考えられています。ビタミンCや抗酸化作用をもつポリフェノールを豊富に含んでおり、老化や生活習慣病などから体を守ってくれるエイジングケア効果も注目されています。まさに、女性のためのスーパーフードです。

「クコの実」について

杏仁豆腐の上に乗っているものとしてお馴染みのクコの実。実は漢方の生薬です。喉を潤す、目の働きを良くする効果があると言われています。スープの最後にトッピングしたり、花とブレンドしてお茶を作ったり、デザートに入れたり、とても使いやすい身近な漢方食材なのです。

「ろんがん」について

ろんがんは、龍眼と書きます。中国らしい名前ですね。中国漢方では、体全体の血巡りと別に、心の血を“心血（しんけつ）”と呼んでいます。日本語にも心労という言葉があるように、過度な労働や精神的なストレスにより、心悸や動悸が起きたり、不眠症になったりします。その心血にとてもいい働きをするのがろんがんと言われています。

なつめ、クコの実、ろんがんを毎日取り入れて、陽だまりに包まれる体を作りましょう。